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牛乳通じ子どもの栄養支援 1960万円をユニセフへ寄贈 コープデリ連合会

食品新聞 / 2024年7月1日 11時29分

コープデリ生活協同組合連合会は、アフリカの子どもたちの栄養不良の改善を目的とした「ハッピーミルクプロジェクト」で集まった約1千960万円を、日本ユニセフ協会へ寄贈したと公表した。寄付金は今後、コートジボワール共和国の子どもたちの栄養改善と、自然災害や紛争で苦しむアフリカ諸国の支援に役立てられる。

6月12日、栃木県内で寄付金贈呈式を実施。23年度に購入されたCO・OP牛乳計7千283万9千803本の売上の一部と、コープデリ宅配を通じた募金を合わせた1千959万9千820円の目録を、日本ユニセフ協会へ贈呈した。

コートジボワール共和国は02年から約9年間に及んだ内戦の影響が色濃く残っている。年間6万8千人以上の子どもが命を失っており、約半数以上は栄養不良が原因とされているという(世界子供白書 2023)。支援の主な内容として、品質の良い栄養補助食品を低コストで生産できる製造所をつくり、子どもたちに与えることで栄養改善を進める。また、多くの母親に栄養改善に必要な知識を広げ栄養不良を予防する。

対象のCO・OP牛乳の一例(全25種)

「ハッピーミルクプロジェクト」は08年度に開始し、これまでに約2億8千737万円を寄付してきた。08~13年度はモザンビーク共和国、14~19年度はシエラレオネ共和国を支援、20年度からはコートジボワール共和国で栄養改善の取り組みを行っている。

17年度からは「ユニセフ・アフリカ栄養危機緊急募金」への寄付を通じ、自然災害や紛争で苦しむアフリカの子どもたちにも対象を広げている。

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