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タイパ・個食ニーズに応える米久の冷凍食品 カツカレー、キムチ鍋が手軽に

食品新聞 / 2024年7月11日 9時54分

伊藤ハム米久ホールディングスグループの米久は、「簡便(タイパ)」と「個食」のニーズに応える冷凍食品のラインアップを強化する。

新たにレンジ調理の2ブランドを立ち上げ、ワンプレートの「お肉気分」シリーズとしてカツカレー、具材充実の「ラクチン!ほっとDish」シリーズとしてキムチ鍋などを商品化。食肉のプロならではのこだわりを活かしたメニュー展開が特徴だ。

伊藤ハム米久HDの玉井広之執行役員加工食品事業本部新規事業推進室長は「グループで冷凍食品事業に注力しており、26年度までに売上200億円を計画。肉系総菜を主体としたワンプレートは現代の多様な食シーンに応えられる」と期待を寄せる。

「お肉気分 厚切りカツカレー」(米久)

新商品は9月1日から発売。いずれもトレー入りで簡便なレンジ調理対応。ワンプレートは従来品をフルモデルチェンジし、肉系総菜と直火炊きのふっくらごはんをセットにした「お肉気分」シリーズとして投入する。厚切りカツが食べ応え抜群の「厚切りカツカレー」(301g)と「厚切りとんかつ カツ煮風」(325g)、ジューシーかつさっぱり感のある「揚げ鶏とナスの油淋鶏」(301g)、コクのあるタレで味付けした「旨辛チキンとチャプチェ」(300g)、しっかりと煮込んだ「やわらか煮込みハンバーグ」(301g)の多彩な5メニュー。いずれも300g以上のボリュームで、人気の肉系メニューをがっつり食べたいニーズに応える。レンジ調理5分半。

「ラクチン!ほっとDish キムチ鍋」(米久)

「ラクチン!ほっとDish」シリーズは、パーソナルユースの高まりに応える即食対応商品で、新たに個食鍋の2メニューを開発。「キムチ鍋」は、魚介の旨みを活かしたピリ辛スープに仕上げた。牛カルビ肉をはじめ、にんじん、大根、白菜など豊富な具材入り。「ごま豆乳鍋」はまろやかな味わいのつゆに、肉だんごや野菜の具材をセットした。2品とも250g。

同シリーズでは弁当も注力。新商品「白身魚フライとちくわ磯辺揚げ入り のり弁」(222g)は、定番の白身魚フライ、ちくわ磯辺揚げ、きんぴらごぼうの組み合わせが手軽に楽しめる。

伊藤ハム米久HDの今村佳代子担当課長は「生活者の間でタイパを重視する傾向が強まる中、冷凍食品やインスタント食品を使って手間を省く傾向が顕著になっている」とし、トレー入りのレンジ調理品を拡充することで、後片付けの簡素化や調理済み食品の活用といったニーズの高まりにも応えていきたい考えだ。

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