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日本アクセス中四国 今期目標は3.5%増 尾方統括「フルライン強化で実現」

食品新聞 / 2024年7月12日 12時39分

日本アクセス中四国エリアは今期、売上高1千430億円(前年比3.5%増)の目標を掲げる。計画は社内移管要因のため1.2%の減収だが、ターゲット企業のインストアシェア拡大、フルラインの強化などにより増収を目指す。

尾方高輝中四国エリア統括は3日、広島市で開かれた中四国アクセス会において、各部門の重点施策を示した。ドライは「環境変化に即した商品の提案」(尾方統括)により、数量アップを狙う。売上構成比が42%(23年度)と最も高いチルドは「専売品やフロチルの拡売などにより、圧倒的ナンバー1の地位を目指す」(同)。成長部門のフローズンは「価格にとらわれない価値ある売場作り」(同)に注力する。

中四国アクセス会・三島会長

さらに生鮮・デリカは「ドまんなか」をテーマにインストアシェアの拡大、得意先のセントラルキッチン、PC向けの提案を強化する。また、戦略カテゴリーと位置付ける菓子、酒類、ノンフードでは独自商品の拡売を図りフルラインを推進する。

なお、前期(24年3月期)の売上高は6.6%増の1千382億円で着地した。通過高は8.6%増の1千455億円。商品売上高はドライが3.7%増の385億円(構成比31.4%)、チルドが3.5%増の516億円(同42.1%)、フローズンが14.3%増の326億円(同26.5%)、物流収入等が9.2%増の155億円。

中四国アクセス会の総会では三島豊会長(三島食品会長)があいさつに立ち、「食品業界はこれまでにない経験をしているが、われわれはやるべきことを粛々とすることが大事。どのような時代が来ても、大切なのは人とのつながりである」と述べた。

会では役員全員の留任と新規5社(アンド栄光、大関、ケーオー産業、ソントン、野村乳業)の入会(退会1社)が承認された。

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