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味の素グループ 大阪で秋季提案会 関西向けに「推しだし」を

食品新聞 / 2024年7月22日 15時15分

味の素グループは10日、帝国ホテル大阪で「24年秋季施策提案会」を開催。近畿、中四国の得意先など約500人が集まった。

グループの新製品36品(うち味の素社10品)、リニューアル94品(同42品)を試食とともに紹介。全面リニューアルの「Cook Do KOREA!」シリーズは会場内に屋台を設け、豆腐チゲやヤンニョムを提供した。

「ほんだし」コーナーでは“推しだしメニュー”として、こんぶだしの湯豆腐、あわせだしの卵とじ重ね鍋など、大阪支社で考案したオリジナルメニューを用意。小笠原卓也支社長は「関西市場は和風だしへの関心が強く、いろいろと使い分けられている。それを踏まえ、市場にマッチした使い方を提案した」と話す。

拡大の続くインバウンド向けには、浮世絵風の絵柄を描いた味噌汁、北海道産コーンを使った商品などを並べ、POPとともに提案。このほか、買上点数アップを狙ったバンドル販売など実際の売場を意識した販促に力を入れた。

メディア向けの説明会では、グループ各社のエリアトップが一押し商品を紹介。次の通りアピールした。

【味の素・小笠原支社長】メーカーと流通の共通課題は、買上点数の減少である。グループとして需要を喚起し、点数アップにつながる取り組みを行う。今回、当社は伸長する韓国メニューの市場に向け「Cook Do KOREA!」を発売する。ブランド価値と技術を最大限に生かし、市場を盛り上げたい。

【味の素冷凍食品・金山浩志関西リテールカスタマーソリューション部長】新シリーズ「おべんとPON」で、既存の弁当商品に新しい提案を行う。縦型のトレースレスで店頭ではフェース効率の向上、家庭では冷凍庫スペースの有効活用、ごみの低減にもつながる。

【味の素AGF・山田達也大阪支社長】「ブレンディ」スティックブラックの20Pを発売する。スティックは外出先やオフィスでの需要が伸びているが、春夏はペットボトルに戻る傾向がある。新商品はお湯でも冷水でも溶けやすく、夏場も含め一年中使ってもらいたい。

【J-オイルミルズ・山野恵三大阪支社長】オリーブオイルが高騰している。「ユーロリーブ」は、エクストラバージンオリーブオイル30%とキャノーラ油70%をブレンドしたもので、今回300gを追加し手に取ってもらいやすいようにした。

【ヤマキ・長尾年晃大阪支店長】レンジ調理専用の鍋つゆ「楽チン鍋」2種類を発売。具材と水を入れて、8分で一人前の鍋ができる。洗い物の手間と時間も省ける。レンジ対応商品の市場は伸長しており、今までにない商品で鍋つゆ市場を活性化させたい。

【味の素コミュニケーションズ・永井敦美社長】店の床上スペースを有効に活用したデジフロアや、店頭回遊率のアップに向けたデジタルスタンプラリーなどにより、店頭の活性化を支援する。

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