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ニチレイフーズ 健康ブランド「everyONe meal」 日常の食事でおいしくたんぱく質を

食品新聞 / 2024年7月24日 14時51分

ニチレイフーズは、日常の食事でおいしくたんぱく質が摂れる健康ブランド「everyONe meal(エブリ・オン・ミール)」を立ち上げ、9月から小売店ルートで「ミルク仕立ての具だくさんスープリゾット」「もち麦ごはんの枝豆おにぎり」など9品を発売する。

各メニューとも100g当たり9g以上のたんぱく質を摂取できる。ECでは専用商品を先行販売中。ライン&マーケティング戦略部の奥村剛飛マーケティング部長は「機能性を全面に訴求していく。パッケージにはあえてニチレイのロゴを使用していない。冷凍食品のステータスを上げたいとの思いで取り組む」と意気込みを話した。

23年度に策定したブランドステートメント「おいしさと健康を、わかちあえる世界へ。~FoodJoy Equity~」のもと、同社が考える健康コンセプトの新シリーズ。

商品設計で着目したのは不足しがちな栄養素の「たんぱく質」、そしてプラスで摂取する「ONの価値」の組み合わせだ。あらゆる食シーンでおいしく、無理なく摂取できるメニューを軽食から主食まで幅広く揃えることで、冷凍食品ユーザーの健康的な食生活に貢献することを目指す。開発にあたってはメニューに最適なたんぱく質原料を選定。素材や調味料の良さを生かしながら配合をコントロールした。

小売向けのアイテムは、蒸し鶏やひよこ豆が入った「ミルク仕立ての具だくさんスープリゾット」(1食当たりのたんぱく質26.3g)、お手軽サイズの「チキンと彩り野菜の豆乳グラタン」(同9.2g)、鶏むね肉・ひじき・もち麦などが入った「もち麦ごはんの枝豆おにぎり」(同9.7g)、食べやすいサイズにカットした「ささみスライス&ブロッコリー」(100g当たりのたんぱく質15.3g)など9品。

店頭でコーナー化提案

市場への導入は、商品コンセプトに賛同する都市部のスーパーなどを中心に想定。機能性を最大限に訴求するため大型店でコーナー化を目指すとともに、店頭での試食販売、告知やアプリとの連動による売場への誘引も図りたい考え。

奥村部長は「おいしいものを食べながら健康になれることを冷凍食品で演出していく。新商品のメーンターゲットは若年女性。発売以降はユーザーの反応を検証しながら来春以降の本格展開につなげていければ」などコメント。

また「家庭用の冷凍食品はこれまで手作りの代替としておいしさ、利便性を訴求してきたが、新たな健康ブランドでさらにステータスを上げていきたい」とも展望した。なおEC専用商品を6月から先行発売中。「五目炒飯」「ドライカレー」「ボロネーゼ」の3品で、たんぱく質を1食当たり30g以上、糖質40%以上オフの機能を組み合わせた。

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