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新発想「本当に旨い担々麺」 汁あり・汁なしの二刀流 ニチレイフーズ

食品新聞 / 2024年8月2日 14時0分

ニチレイフーズは、24年秋の家庭用新商品で汁あり・汁なしのどちらでも楽しめる「本当に旨い担々麺」を9月から発売する。

パーソナルユースをターゲットに麺・スープ・具材が容器に入っており、水を入れてレンジ調理(6分30秒)すると汁あり担々麺、そのままレンジ調理(5分)すると汁なし担々麺に仕上がる。同社は「水を入れてレンジ調理する冷凍麺は新発想だと自負している。新たなスタンダードを担えれば。画期的なデュアル調理で市場の拡大を目指す」と意気込む。

コシのある中太タイプの自家製麺と、濃厚なごまと花椒をきかせた自家製スープがよく絡む。電子レンジ調理で汁なし・汁ありのどちらでも最適なおいしさとなるよう、すべての条件を逆算して開発したという。麺は油でコーティングし、先に水を入れて調理しても伸びにくくした。一般的なスープを凍らせた商品に比べ、重量が軽く、レンジ調理の時間を短縮(約3分)できたこともポイント。後入れの麻辣油で本格感がアップする。

ワンプレートの「三ツ星プレート」もパーソナルユースに応えるシリーズ。自家製生パスタと高品質なおかずの組み合わせが人気で、新たに「和風ハンバーグ&明太クリームパスタ」を発売する。

おかずカテゴリーは、人気がありながらも調理が面倒なメニューに着目。手作り感ある「お肉ジューシー ピーマン肉詰め」と「だし香る しいたけ肉詰め天」を商品化した。

業務用の新商品・リニューアル品は、全業態で顕在化する「人手不足の深刻化」を念頭に、「美味しさの追求」と「利便性」をコンセプトに開発。

業務用「ブロスハンバーグ」

「ブロスハンバーグ100/120」は、専門店のようなジューシーな肉汁を再現。手作り感あるほぐれにもこだわった。高単価メニューを求めるゴルフ場やスキー場、調理オペレーションに制約がある喫茶・カフェ、惣菜弁当などの需要を見込む。

「究極の唐揚げ」は「にんにく醤油」「あごだし醤油」をリニューアル。手作り品質が評価され、レジャー施設・宿泊施設などでの採用が増えているが、新たに熟成製法を採用。一晩タレに漬け込むことで、食感・味わい・旨みがさらに向上した。

「特撰中華直火炒めチャーハン」もブラッシュアップ。炒め工程の見直し、自家製チャーシューの改良に加えて、スチームコンベクション調理を追加。1㎏規格は従来の蒸し調理だと約35分かかっていたが、約3分と大幅な時短調理が可能になる。

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