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ケイエス冷凍食品 和風だしのつくね提案 業務用は外食向け拡充

食品新聞 / 2024年8月5日 11時54分

ケイエス冷凍食品は、和風だしのつくねやミートボール使用の洋風メニューを24年秋季新商品として発売する。主力カテゴリーの新たな食べ方提案を通じ、バリエーションを広げたい考えだ。

24年上期(1~6月)の販売動向について、栗山佳子執行役員商品本部長は「主力の『国産鶏 鶏つくね串』レギュラーは5月に3.5万ケースと過去最高の出荷数量を記録した。まだまだ市場開拓の余地があることを感じている。当社泉佐野工場は肉だんごを毎日約300万個生産しているが、直近はたれありタイプが学校給食や朝食バイキングを中心に採用が増えている」などと説明した。

家庭用の新商品は、大人向けのお弁当おかずとして「根菜入りつくね」を発売。かつおだしで和風のほっとする味付けに仕上げ、3種の具材(れんこん・ごぼう・にんじん)で作り手の健康意識にも応える。141g(3個×3袋)。「香ばしいごまチキン」も和風で健康感あるお弁当商材。白ごま・黒ごまを使い、食感と香りが楽しめるメニューとした。90g(5個)。

「ショートパスタとミートボール ディッシュ」

食卓向けの新商品「ショートパスタとミートボール ディッシュ」は伸長する個食カテゴリーへの挑戦。紙トレーにショートパスタが入った北海道産牛乳使用のホワイトソースを入れ、ミートボールと野菜(じゃがいも・かぼちゃなど)をセット、そのままレンジ調理できる。230g。

今秋のプロモーションでは、つくね串3種を対象にクローズド形式の消費者キャンペーンを実施。10~11月には今春好評だった「中華菜皿 肉だんご(れんこん入り)」の増量企画なども展開。

業務用は、外食向けを強化する一環で「東方屋台めぐり」シリーズを拡充。アジアの屋台メニューをカジュアルに楽しめることが特徴で、ライスペーパーで包んだ揚げ春巻「海老conical」、海老にポテト衣を巻き付けた「えびのうずまきスナック」などを追加する。

デリカ向けに「国産肉使用 根菜入り肉だんご」を新発売。ごぼう・れんこんなど3種の根菜入りで、和風のタレをあわせた。「同ドデカ肉だんご(蓮根入り)」はリニューアル。価格・個数を維持するため一個当たりの重量を変更する。

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