ハウス食品グループ 業務用レトルト食品 福島市に新工場建設
食品新聞 / 2024年8月5日 18時51分
ハウス食品グループ本社は福島県福島市に「ハウス食品グループ東北工場」を新たに建設する。同工場の建設と運営に向けて新たな生産会社を設立。新工場は業務用レトルトカレーを主とする生産拠点として2026年6月に稼働する予定だ。設備投資額は68億円。
ハウス食品グループはスパイス・カレー類の製品を中心とする業務用事業を成長ドライバーの一つと位置付けている。23年4月にハウス食品の業務用事業を同社から切り離してギャバンと統合させることで、新生ハウスギャバンが事業を開始した。業務用事業に適したビジネスモデルを構築することで成長を加速させ、将来は売上高500億円以上、営業利益率10%以上の達成を目指している。
その中でも業務用レトルト食品の需要は外食産業における食ニーズの多様化や人手不足を背景に高まり、これからも大きな成長が見込まれることから、今後ますます広がるニーズに柔軟かつ迅速に応えるため、多品種変量の新製法を導入した業務用レトルト食品の新工場を建設する。新製法の導入により、製品開発・営業・生産まで一貫してスピーディーに対応できる体制を構築することで、個別ニーズへの提案力向上や生産性の向上につなげ、事業拡大と収益力強化を進める。
同工場の運営にあたっては、新会社「ハウス食品グループ東北工場」が、グループの業務用レトルト事業の競争優位性構築をともに進めてきたサンヨー缶詰からの吸収分割によりレトルト食品等製造事業を承継し、より一層強固な生産体制を構築する。
新工場の敷地面積は3万956㎡、建築面積(製造棟のみ)は6千4㎡。24年7月に着工し、26年6月に稼働予定。生産品種はレトルト食品、成型容器食品とペースト調味料。新会社の資本金は5千万円。出資比率はハウス食品グループ本社100%。24年7月に設立された。事業内容は加工食品(レトルト食品、成型容器食品、ペースト調味料)の製造業。代表者は岡本雄一氏。
この記事に関連するニュース
-
資金調達および資本業務提携のお知らせ
PR TIMES / 2024年10月29日 18時15分
-
東日本大震災の被災企業であるニシキヤキッチンが東北・みやぎ復興マラソンの復興マルシェに初出店
PR TIMES / 2024年10月28日 13時15分
-
イートアンド・宮崎県都城市における新工場、立地協定を締結・調印式を実施
PR TIMES / 2024年10月28日 12時15分
-
ヤクルト本社 新ブランド「豆乳の力」 植物素材利用食品を新たな柱に 植物性ヨーグルト市場で新機軸創出
食品新聞 / 2024年10月25日 14時18分
-
三共食品、創立50周年記念式典を10/11に開催 はんにゃ 金田 哲さんのアンバサダー委嘱式や壁面マッピング演出で豊橋の食材を使用したコースを提供
@Press / 2024年10月16日 10時0分
ランキング
-
1「中毒性がある」なぜハマる?ショート動画“無駄な時間”半数が回答も…、携帯各社が“増量プラン”あなたは毎月何ギガ使う?【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月5日 21時38分
-
2ミシュラン2つ星「カニの神様」に“高級ブランドガニ偽装&土下座”トラブルが発覚!《ライバルカニ店との泥沼バトル》
文春オンライン / 2024年11月5日 18時0分
-
3睡眠市場は2000億円にも!?快眠の秘訣は「寝返り」にあり!【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月4日 20時32分
-
4NHK、34年ぶり赤字の原因はどこにある? ネトフリと比べて分かる“いびつ”な構造
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月5日 12時10分
-
5為替相場 6日(日本時間 8時)
共同通信 / 2024年11月6日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください