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「オイコス」「ビオ」戦略強化 “高吸収”や“善玉菌”の文言強調 ダノンジャパン

食品新聞 / 2024年8月23日 16時3分

ダノンジャパンは、「ダノン オイコス」「ダノン ビオ」のコミュニケーション戦略を強化している。8月からそれぞれのシリーズを、製品特性である「高吸収タンパク質」と「善玉菌パワー」の文言を追加したパッケージに統一。店頭POPやTVCMも一新し、売場での存在感を発揮していく。

直近の動きとして、今春に初のドリンクタイプ「ダノン オイコス プロテインドリンク 高吸収タンパク質18g脂肪0砂糖不使用CACAO」「同VANILLA」を発売した。今年4~6月までの累計販売数量は目標の約5倍まで拡大し、販売開始以降も売上が極めて好調なことから「消費者がタンパク質の『質』を重視していることが分かった」(同社)としている。8月からすべてに「高吸収タンパク質」の文言を追加し、TVCMの放映も併せて提案を強化している。

「ダノン ビオ 洋梨&マスカット」(秋期限定)

「ダノン ビオ」は、2023年に実施した「ダノン ビオ」プレーンシリーズのリニューアルが奏功した。

ここでは善玉菌の栄養源となるガラクトオリゴ糖を新たに配合し、「善玉菌パワープラス」のフレーズを用いたパッケージへの刷新やTVCMの放映などを行った結果、「『ダノン ビオ』全体の売上とマーケットシェアが大きく成長し、リニューアル以降10か月連続で二ケタの売上成長を記録した」。8月からは、フルーツフレーバーを含むすべての「ダノン ビオ」に「善玉菌パワー」の文言を記載し、ブランド全体で訴求ポイントを発信・強化している。

ヨーグルト市場について同社は、「機能性を訴求したヨーグルト・乳酸菌飲料の市場シェアが成長を続けている背景に、腸活トレンドの高まりがある」と捉えている。一方で「腸活市場の盛り上がりに伴い、様々な効能を訴求する製品が増えたことで、消費者の製品選択が困難になっている」ことから、今後も消費者に伝わりやすいコミュニケーションを強化していく構え。

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