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親子60人がフリーズドライ体験 開発担当”しまモン”が解説 アサヒグループ食品

食品新聞 / 2024年8月26日 10時20分

アサヒグループ食品は、このほど東京・墨田区の本社で、抽選で選ばれた小学5、6年生と保護者60人を招き、夏休み小学生向けイベント「自由研究・フリーズドライ食品の食品開発体験をしよう」を開いた。

日本で初めて具材とみそが一体となったブロックタイプのフリーズドライ(FD)みそ汁を開発した同社ならではのイベントで、Mr.フリーズドライと呼ばれる開発担当の“しまモン”こと島村雅人氏(現マーケティング2部アマノブランド企画室技術顧問)が登壇し、前半は会社の概要やFDの歴史、FDの仕組みなどをクイズを交えながら分かりやすく説明し、試作のハンバーグやエビフライを試食してもらった。

FDの歴史では、60年前頃にFDのインスタントコーヒー製造を開始、50年前にカップラーメンの具材としてFD製法が使われ(第2次FDブーム)、1982年にFDのみそ汁が開発された経緯を説明。

試作のハンバーグやエビフライを試食

FDとは凍らせたまま乾かすフリーズ(凍らせる)ドライ(乾かす)技術で、高い所へ行くと水の沸点が下がる原理を応用したFD乾燥機を紹介しながら、FDにするための5つの条件や、FDの良いところや悪いところ、FDにしにくいものなど、夏休みの自由研究のテーマにもなるような題材によりイベントを盛り上げた。

後半は、同席したアサヒグループ食品の川原浩社長の前で子どもたちが積極的にアイデアをプレゼンテーションし、川原社長を含め参加社員は刺激をもらったと関心を示した。

プレゼンテーションの様子

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