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明治「銀座カリー」が攻勢 ユーザー定着・食シーン拡大へブランド刷新

食品新聞 / 2024年9月5日 10時59分

明治は、発売30周年を迎える「銀座カリー」ブランドを刷新する。

「新・銀座カリー」と位置付けるレギュラータイプ5品、「まいにちおいしい銀座カリー」シリーズ3品と「銀座洋食」シリーズ2品の計10品を8月下旬から順次発売していく。「銀座カリー」の今第1四半期(4―6月)販売実績は金額、物量ともに前年比二ケタ台の伸びを示した。通期では金額ベースで前年比25%増を計画。ブランドを刷新し、大幅な伸びを目指す。

レギュラータイプで「銀座カリー中辛」「銀座カリー辛口」「銀座ハヤシ」「銀座キーマ」「銀座バターチキン」の5品(税抜き希望小売価格360円)、「まいにちおいしい銀座カリー」から「中辛」「辛口」「甘口」の3品(同240円)、「銀座洋食」シリーズから「ビーフシチュー」「クリームシチュー」の2品(同480円)を発売する。

レギュラータイプで品質アップ、ユーザー定着を図り「まいにちおいしい銀座カリー」で食シーン拡大、トライアル獲得、「銀座洋食」で夕食シーンへの挑戦、ユーザー深耕を目指す。冷凍タイプも刷新する。「銀座洋食」シリーズ2品(オムライス2個入、ビーフストロガノフ2個入)を発売しラインアップを6品に拡充。「銀座」ブランド全体の強化を図る。

レギュラータイプについては、「中辛」「辛口」の具材を50%増量するなど具材増量による品質アップを図った。電子レンジでも調理可能なパッケージを採用し、簡便性もアップ。カカオを使用し、減塩も推進する。また、税別希望小売価格を280円から360円に変更した。想定小売価格は278~298円。

「まいにちおいしい銀座カリー」は温める手間なくそのまま食べられるほか、様々な料理にアレンジしやすく、賞味期限が3年のため、ローリングストックにも適している。「銀座洋食」は洋食屋のようなこだわりの味わいを手軽に届けたいとの思いで商品化。レンジでも調理可能なパッケージを採用し、簡便性にもこだわった。

明治は20~30代をメーンターゲットにしたコミュニケーション、プロモーションに取り組む。10月中下旬に大型プロモーションを集中投下。TVCMを放映し、広告展開を含むデジタル施策に力を注ぐ。ボード、販売台、マルチブース、POPなどの販促物を使った店頭施策に取り組み、商品購買につなげる。

同社は新商品発売に先立ち都内で発表会を開いた。新商品について「お客様の食卓、気持ちをより豊かにする、そして市場を活性化させていく新商品になっていると自負している」(三井基史執行役員グローバルソリューション事業本部本部長)と強調。ブランド刷新について「30周年を機に、さらにおいしさ、利便性、安心を高め、さらなるご愛顧をいただきたいと思い、今回の取り組みをさせていただいた」(林聡史グローバルフードソリューション事業本部フローズン・食品事業部部長)とした。

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