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藤澤 水産、日配を強化 上期は目標をクリア

食品新聞 / 2024年9月6日 13時11分

兵庫県の食品卸・藤澤は8月28日、京都府福知山市のホテルロイヤルヒル福知山で「秋季展示会」を開催。73小間に115社(うち水産20社)が出展。得意先55社・約100人が訪れた。

強化部門に位置付ける水産は塩干や漬魚、練製品などを展開。あんこう、たらなど水産部門ならではの鍋スープも並べた。

万城シーズニングパートナーズは魚の切り身に漬け込んで焼くドレッシングを、量販店のバックヤードやPC向けに紹介。「定番のバジルのほか、他社にないバター醤油が支持されている。来春には新たなフレーバーを発売し品揃えを強化する」(大阪営業所)としている。

日配では、加熱処理なしで日持ちする「生とうふ」を提案。マイナスイオンの水と大豆を使うことで、カット豆腐ながらD+6日が可能という。国産大豆や有機大豆を使った付加価値の高い商品も揃える。製造販売する藤田食品(兵庫県川西市)は「量販店からは、生や有機といったキーワードを持つ商品が求められている」と話す。

企画コーナーでは秋冬向けの鍋つゆを展開。有名店とのコラボ商品、“味変”用の調味料などを集めた。このほか、ブレンドオリーブ油やアジアンフードといった昨今のニーズに沿った商品群をコーナー化した。

公庄勝明社長

公庄勝明社長の話 台風の影響が懸念されたが、開催できてほっとしている。このエリアでは唯一の食品展示会であり、得意先にも楽しみにしていただいている。

水産は京都方面に新たな口座ができ、広がっている。各地方の商材に加え、舞鶴や宮津など地元の産品も強化する。農産は鳥取に契約農家があり、二十世紀梨などを扱っている。むき玉ねぎのような加工度の高い商品も増やしたい。

24年2月期の売上高は1・5%減の31億2千万円。今期は30億5千万円を計画しており、上期は目標を上回っている。食品だけではドラッグストアの出店などがあり厳しいが、水産や農産の比率を高め利益を高める。今年はR-netが10周年を迎える。企画販売を増やし、増益につなげたい。

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