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能登半島地震 線引きできない影響範囲

食品新聞 / 2024年9月20日 17時34分

先日の長崎の原爆の裁判で、国が定めた爆心地からの距離により、被害者が被爆者と被爆体験者に分けられていたのだと、恥ずかしながらこのニュースで知った。

▼能登半島地震の影響も、県境では区切れない。能登の隣の富山では、富山湾の宝石と言われる「シロエビ」の漁獲量が今年は激減している。震災で富山湾の海底が変化したからだとも言われている。富山のかね七ではシロエビ粉末化の依頼が増えてきたところだった。さらに同社地元の水橋漁港では、定置網が被害を受けた。昨年の土砂災害から新しく替えたばかりだった。幸い、ホタルイカ漁獲量は順調で、同社の「水橋産ほたるいか沖漬」は、「がんばろう水橋」ラベルにし、義援金などで支援している。

▼今年は、大手流通の「北陸応援フェア」が地元だけではなく東西大都市部など各地で開催が増えている。石川県食品協会会員各社の商品も販売は順調とのことだ。

▼北陸企業の商品が、短期的なフェアからでも大都市部での定番化を望みたいし、行政の支援も不当に線引きされないことを願う。

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