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片岡物産「匠のドリップコーヒー」 値上げ後も好調 要因は

食品新聞 / 2024年9月20日 10時8分

片岡物産の「匠のドリップコーヒー」が続伸している。2019年2月の発売以降、右肩上がりに成長している。今年3月に実施した価格改定以降も「好調な動きが続いている」(片岡物産)という。

「匠のドリップコーヒー」は、プレミアムと廉価の中間のポジションに位置するドリップコーヒー。中間ポジションで競合品が少ない点も、顧客獲得につながっているとみられる。

好調要因の一つに、抽出部分に「クイック・オープン方式」を採用した点が挙げられる。

これは、カップにかけるフックを優しく引っ張るだけでフィルターの口が大きく開くもので、これによりフィルターを切り取る手間が不要となる。値頃感のあるハンガータイプとしては唯一無二の技術といえる。

マグカップでの飲用を意識し、一袋当たりのコーヒーの量が、一般的な8gよりも多い9gである点も購買動機につながっているとみられる。

コーヒー豆はコーヒー鑑定士が厳選した上質豆をブレンドし、「モンカフェ」と同じく工場で挽いた直後に一袋ずつ密封している。

ラインアップは現在、「リッチ ブレンド」「スペシャル ブレンド」「モカ ブレンド」の3種類で、いずれも好調だという。

2023年8月から発売しているスティックコーヒー(スティックミックス)「匠のカフェオレ」とともにエンド展開される事例も増えており、良い相乗効果も生まれているという。

「匠のカフェオレ」は、砂糖のみによる甘さにこだわったスティックコーヒー。スティックコーヒー市場において自然な甘さを求める消費者のニーズに着目して開発された。販売動向は、リピートを着実に獲得して成長している。

「お客様相談室やECサイトに寄せられたお声では、砂糖以外の甘味料を使っていないという点が特に好評。『濃厚ミルク』『芳醇ビター』ともに好調となっている」と説明する。

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