ギフト市場活性化へコミュニケーション刷新 ハムは高価格帯を拡充 伊藤ハム米久HD
食品新聞 / 2024年10月9日 13時16分
伊藤ハム米久ホールディングスは、今冬ギフトから伊藤ハムギフトのイメージキャラクターを俳優の松たか子さんに統一するなど、ギフトの消費者とのコミュニケーション施策を刷新する。
また、シーズンギフトは縮小傾向だが、それ以外のカジュアルギフトなどが伸長してギフト市場全体は微増傾向にあることから「贈答市場全体を盛り上げていく」(牛丸友幸常務)とし、中元・歳暮以外も強化し、通年でのギフト売上高伸長率は、ギフト市場の伸長率以上を目指していく。
中元・歳暮のシーズンギフトは、企業の虚礼廃止の動きなども重なり年々縮小傾向にあるが、通年ではカジュアルギフト市場などが伸長して贈答市場全体は、同社調べで23年が2・7%増、24年見込みが1.7%増と微増傾向にある。よって生活者が「贈答を通じて人とつながっていたいという思いはある」と同社は推測し、新キーメッセージを「贈ることは、伝えること」として「世代を超えて贈り物っていいなあと思っていただく」(同)ための施策を展開していく。
具体的には、松さんを起用した動画配信などで「愛、感謝、気持ちなど、贈ることではじめて伝わることあります」など、「贈り物自体が良いものだと生活者に伝えていく」(青木純一マーケティング部長)。
通年では、伊藤ハムギフトとして初めてLINEギフトを活用し、スープセットを米久公式LINEギフト上に掲載してシーズンギフト期以外でも展開・拡充する。
一方、今冬ギフトの商品では、高価格帯(6000円以上)商品を今夏中元までの4品から9品に拡充。「伝承」ブランドでは、ハムギフト同社最高価格の1万2000円(税別)の鹿児島県産黒豚「黒の匠」を使用した特選ハムギフトセットを発売する。
「伝承献呈」ブランドでは、特選ロースハム360gを400gに増量し、新商品では二段加熱製法で仕上げた「特選炙り焼あらびきポーク160g」、真空調理の「豚肩ロース」を発売する。
その他、百貨店などで店舗展開する「肉の匠いとう」から、同社最高価格帯のローストビーフを税別1万2000円で発売する。
その他、自家需要ギフトに同社として初めて取り組み、特に今年の年末年始は最大9連休になることから、家族での特別な食を提案し、調理ギフト至福の和食の人気商品を2~3人前にした大容量パックを新発売する。
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