飲み終えたペットボトルはゴミではない みちのくコカ・コーラといわて生協が消費者啓発で協働 飲料の売上の一部を岩手県へ寄付
食品新聞 / 2024年10月19日 21時23分
飲み終えたペットボトル(PET)はゴミではなく、分別回収に協力すれば再びPETに生まれ変わる――。
この「ボトル to ボトル」リサイクルを消費者啓発すべく、みちのくコカ・コーラボトリングといわて生活協同組合は2021年から協働。いわて生協の店舗でPOPを掲示してコカ・コーラ社製品を飲んで寄付する「地球を守るエコな暮らし」プロジェクトの周知を図り、一定の期間に販売された製品の売上の一部を岩手県へ寄付している。
9月19日、岩手県庁で4年目となる寄付金贈呈式が行われた。寄付金は、リサイクルや海ごみ対策への理解と行動を呼びかけるための普及啓発などに使用される。
左からみちのくコカ・コーラボトリングの谷村広和社長、いわて生協の阿部慎二理事長、岩手県の佐々木淳副知事贈呈式で挨拶した、みちのくコカ・コーラの谷村広和社長は「当社はビジネスを通じて海洋プラスチックごみ問題やカーボンニュートラルといった様々な環境問題の解決への取り組みを推進している。今回の寄付金も県民の皆様がこのような問題への理解・行動・意識を促すきっかけとなればと思い活動をさせていただいている」と語る。
日本のPET回収率が世界トップクラスであることにも触れる。
いわて生協によると、いわて生協の組合員数は2023年時点で29万人。県内世帯の54%が加入している。
いわて生協との協働について谷村社長は「売場をお借りして、少なくとも30万人弱の方々にはリーチできていると思う。活動をしている中で課題も出てきているはずで、いわて生協さまに相談させていただきながら活動を進化させて継続していきたい。これは終わりのない活動だと思っている」と述べる。
いわて生協の阿部慎二理事長は「この3年間で20%ほどPETのリサイクルが増えている」と、これまでの活動の成果などを報告。
これに対し、岩手県の佐々木淳副知事は感謝の意を表し「岩手は本当に海をはじめ美しいというイメージを広く皆様にご理解いただきたい」との考えを明らかにする。
今回の寄付金は、前年同期比6%増の19万7418円。6月1日から8月31日までの期間、いわて生協全16店舗で販売された「コカ・コーラ」「ジョージア」「はい・ろ・は・す」PET商品の売上の2%となる。
この記事に関連するニュース
-
日販「ONE ECO PROJECT」再生ポリエステル素材を配合した「リサイクルタオルハンカチ」新柄6種を1月17日(金)より順次発売!
PR TIMES / 2025年1月17日 10時0分
-
愛知県春日井市とリユースに関する協定を締結
PR TIMES / 2025年1月8日 15時45分
-
アサヒ飲料、静岡県富士宮市「ボトルtoボトルリサイクル協定」を締結
PR TIMES / 2024年12月24日 14時45分
-
みちのくコカ・コーラボトリング、ユニバースとの共同企画「奥羽山脈の水源を守ろう!」キャンペーンの売り上げの一部を地元の水資源保護活動へ寄付
PR TIMES / 2024年12月20日 14時15分
-
「ONE ECO PROJECT」の新商品 再生ポリエステル素材を配合した「リサイクルタオルハンカチ」を12月20日より4か月連続で販売開始
PR TIMES / 2024年12月20日 11時45分
ランキング
-
1TikTok禁止法、米連邦最高裁が合憲と判断…言論の自由侵害の主張退ける
読売新聞 / 2025年1月18日 0時42分
-
2マッチングアプリを使う時間帯に男女で決定的差 スマホユーザーの利用ログを解析した結果
東洋経済オンライン / 2025年1月18日 8時30分
-
3日本製鉄「USスチール買収成功」へのプランBとは トランプ次期政権ではむしろ可能性あり!?
東洋経済オンライン / 2025年1月18日 8時30分
-
4だから節約貧乏になる…お金が逃げていく「NISA貧乏」「ポイ活貧乏」「キャッシュレス貧乏」の残念な思考回路
プレジデントオンライン / 2025年1月18日 8時15分
-
535万円の「お菓子の城」が完売 明治が重さ110キロの遊園地キットを販売した理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月18日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください