4万人以上に給食を支援 国連WFP協会 エッセイコンテスト表彰式
食品新聞 / 2024年10月21日 11時0分
国連WFP協会(安藤宏基会長)は「WFPチャリティーエッセイコンテスト2024」の表彰式をこのほど都内のホテルで開催した。第14回目。応募1作品につき途上国の給食2日分に当たる60円を寄付するもので、今年は応募総数2万2674作品に対し合計136万440円、4万5348人の子どもに栄養価の高い給食を支援する。
10月16日「世界食料デー」にあわせて行われた。寄付は日清食品ホールディングス、三菱商事が協力。コンテストの審査委員長は湯川れい子さん(後列左から6人目)が務め、特別審査員で国連WFP協会の親善大使を務める広瀬アリスさん(同4人目)、例年参加しているふなっしー(同5人目)も登壇した。
今年のテーマは「大切さを考えよう 私たちのごはん」。小学4年生から大人まで幅広い世代から食料の大切さや途上国の飢餓について考えたエッセイが多数集まった。
最優秀賞のWFP賞には川本知武さん(東京・渋谷区立神宮前小学校6年)の「ミャンマーの子供たちに食事とアウンを」を選出。日本のレストランで働くミャンマー人に美味しい料理を作ってもらったが、本人は母国の内紛で帰国できない状況にあるという。
川本さんは「世界には戦争などの影響で愛情のこもった食事を取り上げられた子どもが大勢いる。大人はもっと戦争が終わるように努力すべき」と話した。会場にはエッセイに登場するミャンマー人のヨーシュさんも顔をみせた。
小学生部門賞は中山蒼唯さん(神奈川・カリタス小学校4年)の「ありがとう!お米さん」、中学生・高校生部門賞は谷村結菜さん(岡山・津山工業高等専門学校2年)の「私の好きな時間」、18歳以上部門賞は鈴木恵美さん(宮城)の「あの日心に刻んだ感謝とシアワセ」などの各賞を選出。
表彰式の開催にあたり、特別協賛の日清食品ホールディングスの松尾知直広報部長は受賞者らに向け、「皆さんの作品を読ませていただき、食べ物にはエネルギーや栄養だけでなく、やさしさ、愛情、思いやりも詰まっていて、人と人の心をつなげられるものだと感じた。当社グループの創業者・安藤百福氏は『食足世平』(食が足りてこそ世の中が平和になる)との言葉を残した。その意味を再認識する機会にもなった」などと話した。
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