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福袋商戦スタート 節約・防災への意識も 都内百貨店

食品新聞 / 2024年11月5日 14時46分

東京地区百貨店の福袋商戦がスタートした。

一部では10月下旬にオンライン予約を開始。各社とも12月にかけて段階的に受注を進める。食品では、消費者の節約志向や防災意識を踏まえた展開が見られている。

10月24日にお披露目会を開いた松屋は全体の8割が食品。準備個数は全体・食品ともに前年並みで、売上目標は前年比110%とした。

「もしもの備えに!食品備蓄福袋」(松屋)

食品福袋では、調味料など8000円相当を詰め合わせた「生活応『援』!食品てんこ盛り福袋」(税込3240円、限定30袋)で節約志向に応えるほか防災意識の高まりを踏まえた「もしもの備えに!食品備蓄福袋」(同2160円、2ℓ備蓄水×6本、アルファ米100g×6袋)も限定30袋を用意した。

またコト需要を想定して「食の福ガチャ~『えん』を感じる福袋~」(同5000円、限定110袋)、「お菓子すくい~ご『縁』をつなげていこう」(同2025円、限定30袋)もラインアップし、来店動機の強化を図る。

「新春!山形牛宝船」(東武百貨店)

同じく24日に発表会を開いた東武百貨店は、干支の巳にちなみ「家計と夢を応援!3つの『身・実・巳』でみのりある1年に!」がテーマ。商品数を前年比約110%に拡大した。

食品では「新春 舟造り」(税込2万250円・限定5点)、「新春!山形牛宝船」(同5万円・限定1点)、「北海道海鮮大漁盛り福袋」(同3万1円・販売予定20点)など豪華な福袋を用意。人気店の商品を一定期間に複数回楽しめる「パンのサブスク福袋」(税込1万円、限定30点)、「旬のタルト サブスク福袋」(同2025円、限定5点)も展開する。

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