伊藤ハム米久HD 業務用冷食を拡充 小売向け販売も視野に
食品新聞 / 2024年11月14日 12時57分
伊藤ハム米久ホールディングスは業務用商品について「得意先の課題解決」「家庭用・業務用の相互販売」の2点を基本とした提案を行う。
相互販売では伊藤ハムの冷凍小売対応ブランド「FROZEN PRO(フローズンプロ)」など、ラインアップを拡充させ、小売での販売も視野にブランドを拡売する。
同社が10月24日に開催したメディア向け業務用新商品発表会で牛丸友幸常務は「新商品の継続的導入で商品の改廃を促し、新陳代謝を図るのが基本」とした上で、業務用市場は「インバウンドなどで活発だが、課題は人手不足、賃金と物価の高騰、サステナビリティの取り組みなど複雑で多岐にわたる」とし、前述した2点を基本に新商品などの提案で課題解決を図る。
一つ目の課題解決は、人手不足に対してはオペレーションを簡素化した商品の提案を、原材料高騰に関しては、消費者の選択肢を広げる豊富なラインアップで臨む。商品では「均質化・省力化」の提案として、焼き目つきの「こんがりハンバーグ」などを訴求する。
二つ目の相互販売では、伊藤ハムは「フローズンプロ」、米久は「ファミリーストック」をブランド展開して拡充させる。伊藤ハムのフローズンプロでは、新たに「中華点心シリーズ」4品を加え、ぶっかけめしの具シリーズなどの既存シリーズからも新商品を発売するなど、全25アイテムに拡充した。
中華点心では、8月に発売した「ちゅるもち餃子」に続き、10月から「焼いておいしい小籠包」「焼きシュウマイ」「焼きニラまんじゅう」の3品を加えた。いずれもフライパン調理など簡便性を訴求する。
ファミリーストックは、「中華ちまき」など3品の新商品を加え、11品に拡充した。
新商品数は、伊藤ハムが昨年同時期より11品増の24品。米久が同14品増の25品。商品の改廃を進め、総SKUは昨年より10%減らしている。
この記事に関連するニュース
-
冷凍食品メーカー おいしさ・楽しさを直接アピール 体験会や試食でファン開拓
食品新聞 / 2024年11月5日 7時13分
-
「伊藤ハム米久グループESGデータブック2023」を発行
PR TIMES / 2024年11月2日 15時40分
-
完全レジレス・無人店舗の実証実験を10月24日よりイオンモール羽生で開始
PR TIMES / 2024年10月24日 10時45分
-
卸向け販促・受発注システムのタノムがAI文章作成アシスト機能をリリース
PR TIMES / 2024年10月23日 11時45分
-
新商品発売!【郭さんの点心製作所】定番を超える!新感覚!「明太チーズ焼き小籠包」が誕生
PR TIMES / 2024年10月18日 10時19分
ランキング
-
1星野リゾート、総スカン「大学1年でも内定」の意義 学生や採用担当者には不評だが隠された意図がある?
東洋経済オンライン / 2024年11月14日 9時20分
-
2【独自】住民税非課税世帯に3万円検討 子1人2万円上乗せも、物価高で
共同通信 / 2024年11月13日 21時42分
-
3「103万円の壁」見直しに宮城知事「私が総理なら首を縦に振らない」「立ちどころに財政破綻」
読売新聞 / 2024年11月13日 23時13分
-
4高知など13日は全国42の地点で夏日に…猛暑が去ったのにキュウリが3倍近くの価格になり食卓に打撃 一体なぜ?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月13日 19時47分
-
5「失われた25年」今こそ直視すべきその根源理由 必要なのは「働き方改革」ではない
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月14日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください