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ヤオコー、多摩エリア・川崎市の商圏拡大 新百合ヶ丘店がオープン 北海道小豆を使用した「手握りおはぎ」初登場

食品新聞 / 2024年11月20日 18時1分

 ヤオコーは都内の多摩エリアから神奈川県川崎市に形成する商圏ドミナントの拡大とそこでのシェア強化に取り組んでいる。

 その一環で、11月15日、神奈川県川崎市に「ヤオコー新百合ヶ丘店」がオープンした。

 これにより、「フレスポ若葉台店」(東京都稲城市)・「川崎枡形店」(神奈川県川崎市多摩区)・「稲城南山店」(東京都稲城市)とドミナントを形成。
新百合ヶ丘店は、ポテンシャルの高い川崎市中南部や横浜市北部への進出の足掛かりとしての店舗の位置づけにもなっている。

 ヤオコーによると新百合ヶ丘店1キロ商圏で人口増加率3.1%増、世帯数は7.5%増で今後も増加の見込みという。

 店づくりは“ヤオコーの魅力で記憶に残る売場を作りヤングファミリーから圧倒的な支持を得よう!”のコンセプトのもと実施。


メインターゲットは40‐50代の3~4人家族。「平日は夫婦共働きのご家庭で、お子様は中学生から高校生」(ヤオコー)を想定する。

「ヤオコー新百合ヶ丘店」外観

 サブターゲットは、仕事帰りに簡単なおつまみを買って済ませたい20・30代の単身者と定める。

 年間売上高は初年度25億円を予定。初年度売上構成比は生鮮37%・グロサリー42%・デリカ21%。

 デリカは、ヤオコー初となる北海道小豆を使用した「手握りおはぎ」を展開。

 寿司は、ヤオコーオリジナルの「SUSHIBOWL」から定番の「やみつきポキ丼」などを豊富に品揃え。「新百合ヶ丘店から『ポキ丼』とナポリタンのセット販売に初めて取り組む」という。

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