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理研ビタミン 宮城県庁で減塩フェア 「素材力だし」6メニュー提供

食品新聞 / 2024年12月12日 11時0分

理研ビタミンは11月21日から2日間、宮城県庁のカフェテリア「けやき」で「宮城県庁減塩フェア」を実施した。同フェアは仙台支店が21年から定期的に実施しているもので、「みやぎ食育推進月間」に合わせて開催したもの。今回が5回目になる。これまでの「素材力だし 本かつおだし」に加え「素材力だし こんぶだし」を活用した減塩メニュー計6品を提供した。

減塩メニューは初日に「和風スープスパゲティ」(こんぶだし)、「和風ミネストローネ」(こんぶだし)、「豚しゃぶサラダ」(ドレッシングに本かつおだし)を、2日目に「炊き込みご飯」(本かつおだし)、「赤魚と里芋の揚げ出し」(こんぶだし)、「豆乳かぶスープ」(こんぶだし)を、それぞれ50食限定で提供。さらに「素材力だし」のサンプルを食堂入口やレジ前で約2000個配布した。

理研ビタミン仙台支店の中村哲也さんは「当社グループでは、わかめ関連の商品を多賀城市で製造している。こうしたご縁がありお世話になっている宮城県に対して何か貢献できないかという思いで、11月の『みやぎ食育推進月間』での減塩の取り組みを進めることになった」と経緯を説明。さらに「『素材力だし』は食塩無添加で原料由来の食塩相当量となっている。食塩摂取量の6割が調味料からと言われている。当社のご提案を県民の減塩につなげていきたい」と意義を語った。

調理を担当した魚国総本社の金丸義弘さんは「初日のメニューは従来のレシピで作ったものより塩分を30%カットした。2日目の『赤魚と里芋の揚げ出し』は塩分を70%カットしている。だしの力の強さで実現できた」と説明した。

宮城県保健福祉部健康推進課の佐々木留美子さんは「宮城県は全国的に食塩摂取量が高く、メタボリックシンドロームの割合や脳血管疾患の死亡率も高い。そのため県では減塩あと3g!という取り組みを進めているところ。食育は子どもだけではなく幅広い年代に必要なもの。食を通した健康づくりを県民に実感していただくためにも企業の力を借りた取り組みはありがたい」と喜んだ。

減塩メニューを食べた食堂利用者は「過去のフェアで『素材力だし』を知ったし、調理も経験した。今回のメニューも味の薄さは感じない。とても満足した」と感想を話した。

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