「サントリー天然水」過去最高の販売数量を更新 ミネラルウォーター1Lサイズが拡大 「きりっと果実」と「SPARKLING」も貢献
食品新聞 / 2025年1月19日 20時10分
サントリー食品インターナショナルの「サントリー天然水」ブランドの1-12月累計販売数量は前年同期比3%増の1億4210万ケースを記録して過去最高を更新した。
これにより7年連続で国内清涼飲料ブランドNo.1のポジションを維持したとみられる。
好調要因について、取材に応じた内貴八郎取締役専務執行役員SBFジャパン社長は「『サントリー天然水』ブランドの基幹商品であるナチュラルミネラルウォーター(天然水)が非常に力強くブランドを牽引。猛暑や備蓄需要の高まりも追い風となった」と語る。
天然水の好調には、5月28日に新容器を導入してリニューアル発売した1Lサイズも貢献。1Lサイズの6-10月の販売数量は前年同期比1.5倍と大幅に伸長した。
「一人でたくさん飲みたい人向けの“パーソナル大容量”としてリュックのサイドポケットなどに入れて持ち運ばれる消費動向も確認でき、まだまだ伸びる可能性がある」とみている。 左から売場に並ぶ「サントリー天然水 きりっと果実」の「オレンジ&マンゴー」と「ピンクグレープフルーツ&マスカット 」
「サントリー天然水 きりっと果実」と「サントリー天然水SPARKLING」もブランドの成長に貢献。
「サントリー天然水 きりっと果実」は「オレンジ&マンゴー」が好調となった。
同商品は、“果実の満足感”と“すっきりとした飲み心地”を追求した果汁飲料で、開発にあたっては果汁が持つ栄養・健康価値に着目した。
健康価値のある果汁飲料としてすっきりとした飲み心地との両立を図るべく、「サントリー天然水」が長年培ってきた“水源にこだわった清冽なおいしさ”のブランド資産を活用したところ、これが支持されている。
「果汁が持つ栄養・健康価値や“朝、ゴクゴク飲むのに適している”といった様々な点で発売2年目もご好評をいただいている」と述べる。
「サントリー天然水SPARKLING」は、割材で選ばれることが直飲みにも波及するとの見立てのもと5月に発売したところ業務用で大幅に伸長。スーパーチャネルでの割材提案でも伸長している。
割材需要の取り込みにあたっては、ハイボールなど酒や飲料の割元のおいしさを引き立たせることが差別化につながると考え、「サントリー天然水」にガス圧をかけて、独自のイオン技術で実現した高密度の泡が特長となっており、バーテンダー協会のキーマンの方々の口コミを通じてバー業態など多方面に広がりをみせている。
この記事に関連するニュース
-
茶系飲料「ルイボスティー」人気に火がついた裏側 南アフリカ原産の不思議な風味が日本人に浸透
東洋経済オンライン / 2025年1月18日 12時0分
-
「水資源を守れ!」涵養林からはじまる サントリー食品インターナショナルの水ビジネス
財界オンライン / 2025年1月13日 15時0分
-
ペットボトル入り白湯が1.7倍に拡大 通年の健康ニーズに対応 アサヒ飲料「おいしい水」ブランドの成長へ貢献
食品新聞 / 2024年12月31日 11時50分
-
謎の「OZA SODA」が売れている? 楽天1位を4年連続で獲得した強炭酸水の秘密
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月25日 8時10分
-
『三ツ矢特濃オレンジスカッシュ』リニューアル発売
PR TIMES / 2024年12月24日 15時15分
ランキング
-
1「日東紅茶」台湾コンビニ市場に進出 「ロイヤルミルクティー」のチルド飲料で
食品新聞 / 2025年1月19日 20時0分
-
2第一生命もフジCM差し止め 中居さんトラブルで
共同通信 / 2025年1月19日 16時3分
-
3TikTokがアメリカで利用不可に・アプリストアでも表示されず…利用者1・7億人、一時的に混乱広がる可能性
読売新聞 / 2025年1月19日 14時4分
-
4口下手でも笑いを生める「超簡単」な会話のコツ コミュ力が高い人は「フリオチ」の効能を知っている
東洋経済オンライン / 2025年1月19日 16時0分
-
5ラーメン生麺が「常温90日」保存可能!? 東日本大震災の支援から生まれた特許技術 食品ロス削減と非常時に頼れる町工場の挑戦
まいどなニュース / 2025年1月19日 18時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください