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日本ハム 持続可能な食のみらいへ 精肉の代替品やレンジ対応品など紹介

食品新聞 / 2025年1月31日 16時25分

日本ハムは、「持続可能なたんぱく質のみらいへの挑戦」を掲げ、25年度ニッポンハムグループ商品販促説明会を東京、大阪それぞれの会場で開催した。

井川伸久社長は提案について「通常より未来へのウエートを上げた」とし、精肉のレンジ対応品や精肉の代替肉、フレイル予防では鶏肉を米粒状に加工した高たんぱく商品「鶏米」、その他、鶏羽を活用した生分解性フィルム、豚の歯を活用した再生医療素材、共創ではJAやタイ最大食品企業CPフーズ社との商品などを紹介。会場は日配や精肉、加工食品などチャネル別に提案し、来場者から「売場陳列のイメージがしやすい」と好評を得た。

井川伸久社長

「未来に向けた挑戦」として、加工事業本部、食肉事業本部が一体で取組む「生レンチン」を紹介した。同品は、鶏肉ブランド「桜姫」を使用し、生からレンジ調理だけで本格的な味わいの鶏肉メニューが完成する一品となっている。生肉が最初から味付けでパックされたレンジ対応品は珍しい。

前田文男取締役食肉事業本部長は「(消費者の)購買変化に対応していくことが重要だ。加工事業の商品開発力を大いに活用し、食肉事業も成長させていく」とし、加工食品事業の新たな販路として、食肉事業と連携して精肉売場や焼肉店などに提案していく。

また、「代替肉の新たなステージ」として、精肉の代替肉を提案。従来の代替肉に比べて繊維感があり食感もより肉に近く、代替肉がより身近になる未来に向けての新技術として紹介した。

「鶏米」は、鶏肉を米粒状に加工した商品。コメ同様に炊飯できるので、毎日の食事で手軽にたんぱく質を摂取できる。炊飯用パックのほか、レンジ調理用のトマトリゾットなど2種を発売する。

JA全農との連携による共同開発商品では、台湾に伝わる食品でもち米を豚腸につめた「糯米腸」(ヌオミーチャン)の日本仕様「もち米ボール」を外食市場などに提案する。

CPフーズ社との連携では、加工食品「海老ワンタン」「肉巻きソーセージ」の輸入販売を紹介。同2品は「提携の具現化の一部」(井川社長)とし、「今後様々な商品を紹介していく」(松本之博加工事業本部長)とする。

その他、主力商品では、40周年を迎えるシャウエッセンからは、新たなフレーバーや新市場開拓商品など、現在の市場を拡大させる提案も随所で実施した。

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