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冷食の食卓おかずに新提案 レンジでおいしい水産フライ ニッスイ

食品新聞 / 2025年2月3日 10時43分

ニッスイは、家庭用冷凍食品で電子レンジの簡単調理でありながら食卓のおかずでメーンになる「あじフライ」「たらフライ」「ミックスフライ」を3月から新発売する。独自配合のバッター液と2種の自家製パン粉で衣のサクサク食感を追求し、独自の漬け込み技術で魚のふっくらジューシーな食感も実現した。簡便かつ品質保持に優れた冷凍の水産フライを提案し、単身者や共働き世帯らの潜在ニーズを掘り起こす。

独自技術でデリカの課題解決

25年春夏新商品発表会の席上、梅田浩二取締役専務執行役員食品事業執行は「お客様に寄り添い、新しい“食”でお客様の喜びに貢献することを目指す。全社共通の開発キーワードは『Satisfaction(ココロを満たす)』『Communication(大切な人とつながる)』『Enjoy Cooking(作る楽しさ)』の3点」と語った。

家庭用冷凍食品の目玉は、「今日のおかず」シリーズの「レンジでできる あじフライ」(2枚〈160g〉)、「同たらフライ」(4枚〈180g〉)、あじ・たら・いかフライをセットにした「同ミックスフライ」(3枚〈155g〉)だ。同社が食卓のおかず向けにレンジ調理の水産フライをシリーズ展開するのは初めて。

仕事帰りに夕食用の総菜を買い求める生活者は多いが、経時変化による品質劣化や遅い時間になると店頭の品揃えが少ないなどの課題があった。

「ふっくらごはんとたらと野菜の黒酢あん」

新商品ではおいしさ・簡便・品質保持を強みに白身魚フライの喫食機会が多い外食や総菜のユーザーを取り込みたい考え。熊谷賢一家庭用食品部長は「冷食で食卓総菜は餃子や唐揚げなどメニューが限られる。水産フライでバリエーションを広げ、新たな売場を作っていきたい」と話す。

「まんぞくプレート」シリーズが4~12月で前年比193%と好調。今春は新商品「ふっくらごはんとたらと野菜の黒酢あん」を追加。同シリーズは男性の購入比率が46%と高いことから、そのニーズに沿ったメニューを選定。白身魚と5種の野菜がバランスよく、黒酢あんでごはんがすすむ味付けに仕上げた。300g。

ひんやりスイーツとして「チョコバナナ」「チョコストロベリー」を新提案。こだわりのフルーツをたっぷりのチョコでコーティングした。

日配品売場向けでは「海からサラダフレーク」をトレーなしのピロータイプ包装に刷新、プラスチック使用量を従来品比4割以上削減した。新包材を「スマエコパック」と命名し、環境価値と利便性価値が伝わるプロモーションを各種メディアや店頭で継続的に訴求する。

「衣がサクッと!鶏もも唐揚げ」(業務用)

業務用食品は、注力する鶏製品の拡大に加え、人手不足や健康志向への対応を強化。「衣がサクッと!鶏もも唐揚げ」は1個40gの大きめサイズで、何個でも食べられるシンプルな味付けが特長。簡便な「E調理」シリーズで「パスタソース」3品を発売。同社の調達網を生かしたオマールなどによる高品質なエキスや調味料で仕上げ、一人前の使い切りタイプ(140g、150g)とした。

各温度帯の家庭用・業務用および水産品合計の新商品は38品で販売目標37億5400万円、リニューアル品は19品で同79億9500万円。

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