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「また食べたい」をすべての人に 植物性だし「ミラダシ」で飲食業界の課題解決 不二製油

食品新聞 / 2025年2月5日 16時53分

不二製油は1月23日、植物性ブランド「MIRACORE(ミラコア)」の植物性だし「MIRA-Dashi(ミラダシ)」を使用し、シェフが開発したオールパーパスメニューの試食会を大阪市内で開催。飲食、宿泊、観光等に関連する事業者ら約50人が参加した。

同ブランドは、植物性素材で動物性食品特有の満足感を実現するブランド。試食会で使用したミラダシは、チキンタイプをはじめビーフ、カツオ、白湯の既存4タイプに、開発中の貝、エビを含めた6品。また、オールパーパスとは、多様性を踏まえ、すべての人がまた食べたいと感じるメニューと定義している。

試食会に先立ったトークセッションでは、飲食店から日本料理楽心の片山心太郎シェフ、NO CODEの米澤文雄シェフ、同社から斎藤努風味基材事業部長が参加した。

司会者からミラダシとの出会いの感想を問われ、米澤氏は「もともと植物性を使用していたが、動物性ではないかと思わせるほど」、片山氏は「日本料理として今まで(代替としての)植物性素材を使用したことはないが、非常に可能性を感じた」などと高く評価した。

また、斎藤部長は「人手不足や宗教など飲食業界は様々な課題があると思う。すべて解決することは難しいが、動物性ではなく植物性を使用することで解決できることが増えると思う」と訴えた。

その他、同品の開発段階から携わった立命館大学の和田有史教授が「味の成り立ちとMIRACORE」について話し、試食は片山氏ら4人のシェフがそれぞれ開発した和・洋食やラーメンなど13メニューが提供された。

中締めあいさつで大森達司社長は「これまではおいしさを補強できる素材を開発してきたが、数年前からおいしさをテーマに植物性で研究し、その成果としてミラダシを発売している。今年は大阪・関西万博が開催される。植物性素材は世界の方々の最大公約数的素材と思う。オールパーパスがみなさまの課題解決となり、食の新しい価値を見いだすきっかけになればと思う」と語った。

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