エンドウ豆由来の糖化液 PBF原料で新製品開発 アピ
食品新聞 / 2025年2月10日 8時0分
アピ(岐阜県岐阜市、野々垣孝彦社長)は、新たなプラントベース食品原料として えんどう豆をまるごと使用した植物性ミルク用原料「PEA糖化液」を開発した。FOODEX JAPAN2025(3月11~14日、東京ビッグサイト)にもブース出展し提案する予定だ。
同社は110年以上の歴史を持つ健康食品、医薬品の受託大手。沈香葉エキス末等の機能性表示食品対応の原料開発などを手掛け、従来から進めている蜂蜜、ローヤルゼリー、プロポリスなど蜂産品原料の基礎研究、製品開発に加え対象分野の幅を広げている。、さらに、近年は一般食品、飲料品向け機能性素材開発としてPBF原料の開発を進めている。
現在オーツ麦、ライス、ひよこ豆、雑穀などのまるごと粉末原料、さらには、それらの糖化液原料を製品ラインナップ中。市販製品での採用が徐々に拡大しているおり、国内外の食品メーカーからPBF素材としての関心を集めている。
今回開発した「PEA糖化液」は、自社技術を用いて自社開発した機能性素材(糖化液)として「OAT糖化液(オーツ麦糖化液)」、「RICE糖化液(米糖化液)」に次ぐもの。
原料に使用する“黄えんどう豆”は、世界的に流通量が多いうえ、大豆やとうもろこし比で栽培に必要な水が少量ですみ(バーチャルウォーター対応)、空気中の窒素を栄養分として利用できるので土壌汚染の懸念がないなど環境対応を訴求できる。
また、ノンGMO、アレルゲンフリーで食の多様性にも柔軟に対応できるなどの特長を持つ上、栄養成分についても必須アミノ酸をバランスよく含み、タンパク質や食物繊維も多く含有するなど、高い栄養価が認められている。
同素材は豆の風味を残しつつも、青臭さや不快な風味を取り除いているのも特徴の一つ。
植物性ミルク用原料だけでなく、牛乳を使用した食品の置き換えや製菓・製パンなど幅広い用途で使用することが可能だ。
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