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第2回「JAPAN TRAIL FORUM」 日本を歩き健康づくり 安藤財団特別後援

食品新聞 / 2025年2月10日 10時54分

安藤スポーツ・食文化振興財団が特別後援する第2回「JAPAN TRAIL FORUM」(主催:日本ロングトレイル協会)が都内で開催され、ハイキングや自然散策の愛好家ら約500人が参加。「山旅の道とは何か、愉しみとは何か」をテーマに多数の識者が講演し、国内外のトレイル事情に理解を深めた。

日本ロングトレイル協会が提唱する「JAPAN TRAIL」構想は22年から本格始動。沖縄から北海道まで日本を縦断する全長約1万㎞をつなぎ、運営には全国約30団体が加盟する。山頂を目指す山登りではなく、登山道、ハイキング道、里山のあぜ道などを歩きながら、自然や歴史、文化にも触れられることが魅力だ。

フォーラムの冒頭、財団の安藤宏基理事長(日清食品ホールディングス社長・CEO)は「財団は『チキンラーメン』を開発した安藤百福氏によって1983年に設立され、スポーツや自然体験活動を幅広く支援してきた。『JAPAN TRAIL』は日本人の健康づくりに大変有意義なことと認識している」とあいさつ。自身のロングトレイル活動について「これまで霧ヶ峰、日本平、比叡山の3か所を歩いたが、まだ約20㎞にとどまる。まずは1万㎞の1%に当たる100㎞を目指したい」と紹介し「各トレイルには絶景がある。それを眺めながら食べる『カップヌードル』が楽しみで、これほどおいしいものはない」と話して会場の笑いを誘った。

特別講演で元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(今治.夢スポーツ会長)が登壇。自身の経験を交えながら「物の豊かさよりも心の豊かさが大切」であることを強調。「ロングトレイルは自分を見つめ直したり、身近な人への感謝を再認識したり、素晴らしい機会を得られるのでは」などと語った。

フォーラムでは昨年初開催された「JAPAN TRAIL フォトコンテスト」の表彰式を実施。応募総数400点の中から「絶景部門」の最優秀賞に藤脇正真さんが富山県朝日町で撮影した桜並木、「スナップ部門」の最優秀賞に中村則夫さんが霧ヶ峰で撮影した鮮やかな緑の写真を選出。副賞で50万円が贈られた。ほかに日清食品のカップ麺などと撮影した作品に「日清食品賞」を選んだ。

日本ロングトレイル協会の中村達代表理事によると、ロングトレイルなどに親しむハイキング人口は600~800万人、自然指向人口は3500万人。今後はロングトレイルの普及を促進し、2030年には自然指向の多くがハイキング人口にシフトすることを目指す。

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