雪印メグミルク創業100周年 世界規模で社会課題解決へ 企業理念やロゴを再構築
食品新聞 / 2025年2月10日 10時30分
雪印メグミルクは今年で創業100周年を迎える。これを機に4月1日からコーポレートスローガンを「未来は、ミルクの中にある。」から「Love Earth. Love Life.」に刷新。佐藤雅俊社長は「新たな100年は乳の価値向上で培ってきた知見や機能を、地球規模での社会課題解決に生かす」とし、グローバルでの同社の存在感を一層高めていく。
1月31日の記者説明会で佐藤社長は、世界的な人口増加による「たんぱく質クライシス」や国内食料自給率の課題など、将来にわたる安定的な食料調達が危ぶまれることに触れ、改めて食の持続性を最重要課題に取り組む姿勢を示した。
シンボルマークである雪の結晶とロゴは、よりシンプルで視認性が高いデザインに刷新する。雪の結晶の先端にあしらわれたミルクのしずくは、勢いよく広がっていくパイオニア精神を表現しつつ、1本の線でつながることで価値の循環を表現。丸みを帯びたロゴは「ミルクのもつ優しさと時代変化に対応していく柔軟さ」を表した。
100周年の目玉施策として「おいしい雪印メグミルク牛乳」を3月下旬から「雪印メグミルクおいしい牛乳」に改め、少人数世帯に対応する新容量(750㎖)を投入する。「Happy First Milk」の新たなプロモーションを通して「子どもたちが初めて牛乳と向き合う大切な瞬間を応援するブランド」への成長を目指す。
記念商品は計7品を用意した。3月上旬以降「雪印北海道バター」「雪印北海道100チーズ」を復刻パッケージで展開するほか、「復刻版 なつかしい厚みの6Pチーズ」「雪印北海道バター入り とろけるスライス」などを発売する。
記念施策として、創業記念日の5月17日にこどもの国牧場(横浜)、5月以降全国の工場で「ミルクフェスティバル」を開催予定。イベントの詳細は記念サイトに順次掲載する。
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