国分西日本春季商談会 消費のスイッチを押せ さまざまな切り口で
食品新聞 / 2025年2月12日 11時55分
国分西日本は2月4日、「春季展示商談会」を開催した。441小間(メーカー288、国分オリジナル52、企画101)、約6000アイテムを展開。約1500人が来場した。
今回のテーマは「消費のスイッチを押せ!」。「消費の二極化と言われ、消費者も販売する側も迷っている。その中で前向きな消費を作るため、様々な切り口や商品を提案した」(マーケティング部・溝口明彦部長)と説明する。
企画コーナーでは大阪・関西万博にスポットを当て、訪日外国人に人気のご当地ラーメンやご飯のお供、大阪の地場メーカー品、パビリオン・タイプAの国(アメリカ、韓国、イギリス)の製品をそれぞれ集めた。
オリジナル商品のブースでは「だし麺」の試食を用意。万博には国分グループとして出展し、「だし麺」を提供する予定だ。「日本のだし文化を世界に発信したい」(同)と意気込む。
購入者の3分の2が女性という国分西日本のオリジナル「缶ちぃず」シリーズには、新製品の「レモン香るコンフィ」が加わった。「白ワインに合うように開発した」と紹介していた。
全国のエリアカンパニーも出展し、特色ある商品をアピールした。国分中部は関西圏からの誘客を促す狙いで、三重県・松阪のフェアを企画。深緑茶房(松阪市)は業界で初めてという「肉料理に合うお茶」を発売した。「肉のうま味に負けず味を引き立てるよう、棒(かりがね)の部分を100%使いすっきりと仕上げた」(小林俊之店長)。
低温のブースでも万博を意識し関西2府5県からご当地商品を集めた「かんさいもん」のほか、デリカやフロチルといったテーマに沿ったコーナーを展開した。
このうち、デリカは規格外のサツマイモを使った天ぷらや、大麦を加えた米飯、生産者から直接買い付けた海苔など価格の抑制につながる商材を用意。「原料高の中、ユーザーが抱える課題の解決につなげたい」考えだ。
国分西日本・川野政治社長の話 大阪・関西万博とそれに伴うインバウンド需要、今年も予想される猛暑への対策、酒類では日本酒の底上げに向けたハイボール提案など『消費のスイッチ』を押してもらえるような、様々な企画を用意した。商売に生かし、手応えを感じてもらいたい。
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