メイカングループ春季展示商談 最大規模で開催 地域問屋の調達力発揮
食品新聞 / 2025年2月12日 13時56分
メイカングループ(静岡県浜松市、小寺仁康社長)は1月30日、アクトシティ浜松展示イベントホールで春季総合食品展示商談会を開催した。主要取引先など約500人が来場した。会場では温度帯、地元・静岡産品で大きくゾーニングし271社(ドライ147社、低温124社)が出展。新規出展企業41社が加わり、春季開催の展示会としては過去最大規模を更新した。
企画コーナーでは「2025年春夏新商品」を陳列したほか、ドライエリアで「焼肉のたれ食べ比べ」「ローリングストック商品」、チルドエリアでは「パンをおいしく」「ごはんと一緒に」の切り口で商品およびメニュー提案を実施。静岡エリアでは「静岡銘菓食べ比べ」「静岡うまいもの博覧会」などのブースを設置し、地元卸ならではの商品調達力を披露した。
新規出展企業では愛媛県のだしメーカー・ウィルビーが「やすまる」ブランドの品揃えを提案、神奈川県の丸イ食品が汎用性が広い生姜製品「昆布が入った国産がり」「同 寿司がり」を試食提案し関心を集めた。なお、今回の展示会では試食提案メーカーも216社と過去最大数となっている。
なお同社の今期(2025年9月期)業績は、第1四半期売上高、経常利益ともに前年同期比微減で着地した。微減となった要因については、帳合変更やチルド商品の一部製品での回復の遅れとしている。通期見通しについては、取引メーカーとの連携を強化するとともに新たな販路開拓も計画しており、期首目標の売上高209億円、経常利益1億4700万円の必達を目指す。
会見で小寺社長は「今期グループスローガンの『万事修養』を胸に地域に根差した提案、食文化を守っていく。今年は例年になく大きな変化が起こりうる年。変化には迅速に、柔軟に対応しお客様に選んでいただける地域問屋として取り組んでいく」と説明。
また、あわせてグループの中部メイカンについては、本社機能の移転とロジ事業強化について言及し、「昨年一年間で15社から物流受託をいただいた。今後さらに取引規模を拡大し第3の柱にしたい」と力強く抱負を述べた。
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