自動運転トラックの実証実験 ドライバー不足へ新対策 F-LINE
食品新聞 / 2025年2月12日 13時32分
食品物流会社「F-LINE」(味の素、ハウス食品グループ本社、カゴメ、日清製粉ウェルナ、日清オイリオグループが出資)は、2025年2月末から運送会社「T2社」とレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の実証実験を開始する。
トラックドライバーの拘束時間短縮に伴う「2024年問題」を発端として、2030年には輸送能力が35%不足するとされる乗務員不足への対策として、新たな輸送手段の確保が急務となっている中、トラックの自動運転による加工食品幹線輸送が実現すれば食品物流の大きな手段となると判断した。
T2より関東⇔関西間での実証実験の打診を受け、まずは味の素とハウス食品グループ本社の貨物で実証実験する。往路は味の素商品を川崎物流センターから西宮物流センターまで在庫を移動。復路はハウス食品の商品を八尾物流センターから三郷物流センターまで移動する。車両はT2社の大型10tトラックを使用する。
自動運転レベルには「レベル1」から「レベル5」まであり、今回は有人運転により高速道路の特定区間でハンドルを離す「レベル2」。最終的には無人運転である「レベル4」を見据えた業務の構築(ドライバー不在による発地、着地での棚卸しオペレーション)。
今回、加工食品物流では初となるT2社の自動運転による幹線輸送の実証実験にF-LINEプロジェクトとして参加することで、次世代の幹線輸送の基盤づくりを推進。
また、T2社とともに最終的なレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指し、深刻化するドライバー不足、環境負荷低減などの社会課題解決に貢献する考え。
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