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三井食品フードショー 独自商品や地域商材が充実 食の楽しさと差別化提案

食品新聞 / 2022年7月27日 10時35分

三井食品は14、15日にパシフィコ横浜で総合展示会「三井食品フードショー2022」を開催した。出展社数は460社。小売業や卸売業、フードサービスなど主要取引先関係者、約2千500人が来場した。

展示会のテーマは「明日(みらい)をつくる、食のチカラ」。コロナ禍で市場環境が大きく変化する中で、食の楽しさや魅力ある地域商材の発掘・提案、外食店の活性化に向けたメニュー提案などを披露した。

三井食品の提案コーナーでは、ハートフル畑の新商品「旨い辛さのカレーうどん」(即席袋麺5食入り)をはじめ、専売商品の「築地銀だこ」シリーズなど、同社のオリジナル商品を多数披露。「ハートフル畑」は容器・包装の環境対応の取り組みも紹介した。

また、全国各地の魅力ある食材を使用した新ブランド「にっぽん元気マーケット」の「北海道産秋鮭の炊き込みご飯の素」(参考出品)、洋菓子店のスイーツを再現した「ドゥリエール」のオリジナルスイーツ(冷凍品)、冷凍幼児食や未利用魚を活用したキット惣菜、プラントベースフードなど新たな提案も来場者の注目を集めた。

ハートフル畑の新商品「旨い辛さのカレーうどん」

業務用ゾーンでは、コロナ禍で苦しむ飲食店の活性化に寄与するべく、メーカー各社の提案メニューを集めた「にっぽん元気食堂~いまこそ!お店ごはん」コーナーを設置。「流れるドレスオムライス」(キユーピー)、「クラフトコーラwithコーラゼリー」(ハウス食品)など、見た目にも楽しめる映えメニューや、動物性原料不使用のメニューなど多彩な提案を披露した。

「にっぽん元気マーケット」では、全国各地の地域メーカーが出展。「石巻おでん」や缶詰、日本酒など宮城県石巻市の商材を一堂に集めた「東北復興応援」コーナーも来場者の注目を集めていた。

そのほか、「シメイ」「バラデン」や、フィンランドのチョコレートメーカー「ファッツェル」など同社直輸入の酒類・菓子ブランド商品も重点的に展開。酒類ではオリジナル商品の「広島ハイボール濃いめ」「広島ハイボールの素」のほか、クラフトハイボールや日本酒・本格焼酎、需要が拡大しているノンアルコール飲料の提案も目立った。

また三井食品のSDGs宣言や、小売店の課題解決を支援する「ストアDXコンサルティング」、東西の大型物流センター整備の取り組みなど、三井食品の今後の方向性や差別化機能を紹介した。

三井食品フードショー 独自商品や地域商材が充実 食の楽しさと差別化提案は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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