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日本水産 ニーズに寄り添い食卓応援 シェフ監修ワンプレート商品

食品新聞 / 2022年7月27日 11時9分

日本水産は、簡便で満足感あるワンプレート商品や子育て世帯にうれしい味付け焼きおにぎり(ともに家庭用冷凍食品)など、22年秋冬に向けバラエティ豊かな新商品を9月から発売する(一部除く)。社会環境の変化を予測し、ターゲットを明確化したことがポイント。梅田浩二取締役常務執行役員は「ニッスイは食卓の応援団。『環境』『カラダ』『ココロ』をキーワードに、多様化するニーズに寄り添い、Wellness Lifeの実現に貢献する」などと語った。

4~6月累計の食品事業売上高は、大半の部門が前年クリア。カテゴリー別で好調だったのは、家庭用冷凍食品は総菜類と麺類、同練り製品はちくわとかに風味フレーク、業務用冷凍食品は水産揚げ物など。

秋冬新商品の主要ターゲットは、トレンドに敏感な「おしゃれヘルシー層」、簡便性や話題性を求める「スマート時短層」、内食の質を高めたい「本格こだわり層」、忙しい共働き世帯の「全力主婦/主夫層」の4つに設定した。

梅田浩二常務(日本水産)

家庭用冷凍食品では、20~40歳代男性のニーズに応えるワンプレート商品を開発。人気シェフ監修の「まんぞくプレート ふっくらごはんとデミグラスハンバーグ」(350g)、「同ふっくらごはんと豚肉生姜焼き」(330g)の2品で、白ごはんと定番の肉料理をセットにし、電子レンジ調理でおいしく食べられる。店頭の想定売価は400~500円。「ハピもぐ ツナマヨ焼きおにぎり」は、小学生・中学生らの軽食にぴったりの一品。ツナ入りのおにぎりに、特製マヨソースを塗ってこんがり焼き上げた。忙しい親(家事)と子ども(部活・塾通いなど)の両方が満足できる。6個(300g)。

家庭用すり身製品・日配品として、機能性表示食品の「毎日これ1本 N―アセチルグルコサミンソーセージ」をラインアップ。膝・足首・肘などの関節軟骨の維持に役立つことが期待される。レトルト食品は魚介系人気ラーメン店の味を再現したストレートタイプの「五ノ神製作所監修 鯛塩鍋スープ」などを発売。また、業務用は1枚約180gとボリューム感ある「ジャンボあじフライ 180」やオーブン調理も可能な「簡単天ぷらセット(5種)」などを提案する。

各温度帯の家庭用・業務用および水産品合計の新商品は43品で販売目標56億1千300万円、リニューアル品は19品で同36億7千300万円。

日本水産 ニーズに寄り添い食卓応援 シェフ監修ワンプレート商品は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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