寺岡精工 セルフレジやAI来客予測に注力 量り売り新製品も登場
食品新聞 / 2022年7月29日 8時18分
寺岡精工(東京都大田区、山本宏輔社長)は今期、同社で最小サイズのマルチセルフレジ「HappySelf(G3)」、AIで来客数を予測し在庫状況から最適な発注数量の算出を行うシステム「需要予測型自動発注」、青果物を自動で判別する量り売りの新製品「SM-6000SSP SMART」などの販売に注力している。食品スーパーでは非接触、従業員の負担軽減などでセルフレジは増加傾向にあり、さらに自動発注システムを連動させることでさらなる負担軽減につながる。
マルチセルフレジは、フルセルフ、セミセルフなどに切り替えられ、店舗の混雑状況や従業員の状況など柔軟に対応できる。
キャッシュレス専用機はコンパクトなデザインで壁掛けでの使用もできる。現金併用機は、裏側のスペースを活用した対面ツイン設置も可能。レジのスペースや利用者の需要に合わせた配置ができるようになっている。
また、レジと連携できる「需要予測型自動発注」システムは、AIがこれまでの来客実績や周辺でのイベントの有無、気温や天気の予報データをもとに来客予想数を算出。商品の支持率、在庫状況などから販売数を予測し最適な発注数量の算出を行う。販売数の変動が大きい商品や、賞味期限が短い商品など発注精度を上げることでロス削減につながる。
量り売りの新製品「SM-6000SSP SMART」は、プラスチック削減などの機運が高まる中、青果物を包装のない量り売りで販売する際の課題を解決できる。
最新の画像診断とAI技術を搭載し、秤に青果物を置くだけでリンゴ・バナナなど商品を自動で判別。計量、ラベル発行まで自動で行ってくれる。
量り売りにすることで、これまで規格外で販売できなかった商品も店頭に並べることができるほか、セルフによる商品の選択ミスも防げる。
このほか、バックヤード向けの卓上トップシール包装機「SWS-5600e」、飲食店向けのモバイルオーダー「GoEat!Order」、テイクアウト用受け取りロッカー「ピックアップドア」、ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」など省力化や環境への配慮を促進する製品を取りそろえている。
同社は7月20・21日にポートメッセ名古屋で開かれた東海スーパーマーケットビジネスフェア2022に出展。地元のメーカーでは真誠、隆祥房、カクキュー八丁味噌、トリイパン粉なども出展し、新商品などをPRした。
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