当たり前に買える物などない時代に
食品新聞 / 2022年8月1日 9時59分
7月第4週のコロナ新規感染者数は日本が世界最多だったという。5月の連休から回復の兆しをみせてきた外食産業は再び先行き不透明に。業務用の復調に期待をかけるメーカーが多い中、7月中旬からは一転して厳しさを感じ始めているという現場の声が聞こえるようになった。行動制限の要請は限定的だとしても国民は自主的な対策を始めている。需要期を迎えるタイミングでの失速は辛い。
▼量販店などでの食品販売は4月以降、前年割れが続く。巣ごもり需要の揺り戻しを受けた格好だ。再度の感染拡大により夏場からは内食志向が強まるとの予測も聞こえ始めた。
▼おせち予約が9月から本格化する。需要予測は感染状況とにらめっこだ。今シーズンは前年を下回るという当初の読みがここにきて一変しようとしている。
▼おせちメーカーからは「中国産タケノコが前年より3割以上高い。国産原料も上昇している上に奪い合い。魚介も品薄傾向」と嘆きの声も。値上げはもちろん、一部で代替原料へのシフトや商品改廃も始まるだろう。当たり前に購入できる物などないと、消費者が認識を改める契機になるのだろうか。
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