昭和レトロで好評の「オレンジ温州みかん」 第2弾は「マスカットミックス」 共通の狙いは100%果汁の「ちびだら飲み」 エム・シー・フーズ
食品新聞 / 2022年8月11日 7時0分
紙容器入り「マスカットミックス」(330ml)が8月9日、全国展開するコンビニ大手で数量限定にて発売開始された。
同商品は、三菱食品・エム・シー・フーズの共同開発商品第2弾。三菱食品が企画・商流を、エム・シー・フーズが開発・製造・物流をそれぞれ担っている。
第1弾は同じく紙容器入りの「オレンジ温州みかん」(330ml)で2月22日に数量限定で発売開始したところ、昭和レトロをイメージしたパッケージデザインも奏功して昭和世代の40代のユーザーから好評を博し予定よりも前倒しで完売したという。
続く第2弾は昭和レトロとは一変して、マスカットのシズルを前面に押し出し、百貨店やフルーツ専門店の果物ギフト(贈答品)を連想させるような高級感のあるデザインに仕立てられている。
エム・シー・フーズの手代木和人社長第1弾・第2弾の共通の狙いについて、取材に応じたエム・シー・フーズの手代木和人社長は、リキャップ可能な330ml紙容器の100%果汁飲料市場の開拓にあるとする。
「パーソナルユースのキャップ付330ml紙容器市場においては、野菜系飲料や機能性を強化した低果汁飲料が多く存在する一方、100%果汁の商品は少ない。果汁のヘビーユーザーには、「ちびだら飲み」(=ちびちびだらだらと飲む)を好む傾向があり、この容器・サイズが適している。競合が少なくニッチな市場として活躍の場が残されている」と語る。
「オレンジ温州みかん」は、甘さと酸味のバランスにこだわり、オレンジ果汁と温州みかん果汁を絶妙な配合でブレンドした100%果汁飲料。
「マスカットミックス」も100%果汁飲料で、マスカット・オブ・アレキサンドリア果汁10%に白ぶどう果汁を合わせて「主に女性の方の自分へのご褒美ニーズを獲得したい。20-30代の若めの層にも手に取っていただけるはず」と期待を寄せる。
エム・シー・フーズはメーカー機能を持つ異色の商社で飲料メーカーに原料やソリューションを提供していることからも競合の少ない市場に着目する。
「隙間市場であればブランド力がなくても、フックの効いた商品力があれば、一定の消費者に受け入れてもらえるので、商社として得意とする原料を起点とした“果汁100%”を共通のアイコンとコンセプトに定めてシリーズ展開していきたい。好評だった『オレンジ温州みかん』は定番化に向けて再発売を検討している」と意欲をのぞかせる。
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