昭和産業 辻製油と業務提携 製油・糖質事業で協同
食品新聞 / 2022年8月10日 10時58分
昭和産業は辻製油(三重県松阪市、辻威彦社長)と製油事業に関する業務提携を締結する。両社で提携分化会を設置し、今後のスケジュールや個別テーマの協議・検討を進める。資本提携についても今後、両社で検討する。
三重県を拠点とする辻製油はコーン油・菜種油を中心とした製油事業に加え、レシチンなどの機能性事業やアグリ事業を展開。昭和産業は製粉、製油、糖質、配合飼料などの幅広い事業を展開しており、糖質事業ではグループの敷島スターチが三重県鈴鹿市に、サンエイ糖化が愛知県知多市に製造拠点を構えている。
世界的な穀物高、資源価格の高騰が続く中で、製油・糖質事業での連携を中心に、双方にとって競争力強化が見込まれる分野で両社が協同し、より一層の製品供給の安定化、コスト低減、付加価値向上につなげることが狙い。業務提携の骨子は次の通り。
①製油・糖質事業連携による事業拡大と製品の安定供給体制の確立
②原料・資材の効率的調達
③物流拠点・ネットワークの共同活用
④製品・サービスの付加価値・顧客満足度の向上
⑤その他、双方にメリットのある経営資源の有効活用
特に①では、昭和産業グループが製造したコーン油の原料となるコーンジャーム(とうもろこし胚芽:糖質製造の副産物)と辻製油および昭和産業グループのコーンジャーム搾油設備・コーン油精製設備の有効活用による事業規模の拡大、製造効率化とコスト低減、糖質・コーン油製品の安定供給を図るとともに、菜種の搾油・精製設備についても相互で有効活用する。
昭和産業 辻製油と業務提携 製油・糖質事業で協同は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。この記事に関連するニュース
-
太陽鉱工、マレーシア東海岸で起工式を開催、供給リスク回避を意識(マレーシア、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月26日 0時10分
-
産業・医療ガスの価格改定について
PR TIMES / 2024年12月25日 14時45分
-
中国初の工場ベースの海水水素製造プロジェクトが、シノペック青島製油所で完了しました
共同通信PRワイヤー / 2024年12月20日 10時26分
-
SAFFAIRE SKY ENERGYが日本のSAF製造事業者として初めてISCC CORSIA認証を取得
PR TIMES / 2024年12月13日 12時15分
-
設備点検プラットフォーム「MONiPLAT 」、トルクシステムと販売業務委託契約を締結し、幅広い企業の設備点検DX化を推進
PR TIMES / 2024年12月12日 11時15分
ランキング
-
1船井電機の前社長側、親会社の民事再生法適用を申請
読売新聞 / 2025年1月9日 21時30分
-
2三菱UFJ銀でシステム障害、コンビニATMなどで現金引き出せず…数万件規模で振り込み滞留
読売新聞 / 2025年1月9日 20時44分
-
3「ヒートショック溺死」は愛媛、鹿児島、静岡に多い理由…「暖房をつけても足元が冷える部屋」を放置してはいけない
プレジデントオンライン / 2025年1月9日 18時15分
-
4「ディーゼルエンジン搭載車」は「天ぷら油」で走行できるって本当!? 「仕組み」と「可能性」を徹底解説!
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月9日 8時30分
-
5為替相場 10日(日本時間10時)
共同通信 / 2025年1月10日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください