伊藤忠食品 営業・物流システム刷新プロジェクト フューチャーアーキテクトと協働
食品新聞 / 2022年8月15日 10時39分
伊藤忠食品は、フューチャーアーキテクトと協働で営業・物流システム全面刷新に向けたプロジェクトを開始。今年6月からシステムの外部設計をスタートした。
同社は22年度を最終年度とする中期経営計画「Transform 2022~領域を超えて~」において、消費者起点の戦略を推進し、食生活を豊かにする新価値の創出と社会課題解決への取り組みやDX導入による持続的成長基盤の構築を進めている。
フューチャーアーキテクトは、最適な技術を中立に選定し実装できる戦略パートナーとして、物流をはじめ流通・小売、製造、金融などさまざまな業種・業界のお客様の「経営戦略」「IT戦略」「業務改革」を三位一体で支援してきた。両社のプロジェクトでは、独自の科学的アプローチと最新のテクノロジーをベースに、卸売業の根幹である「受発注」「入出荷」「マスタ」のシステムを刷新し伊藤忠食品が目指す改革を支援する。
今回のプロジェクトでは複数システムに分散している機能を集約。得意先のシステム要件の追加・変更、ビジネスの変化にもスピーディかつ柔軟に対応できる拡張性を持った基盤を構築する。また、情報収集や共有が容易にできるシステム構成としペーパーレス運用などの業務効率化を促進。社内でのナレッジの共有とともに発注精度を向上させ取引拡大を目指す。
フューチャーアーキテクトと伊藤忠食品は、2022年度末からの段階稼働を経て、2026年の完遂に向けたプロジェクトを推進。食品流通業界のサプライチェーン最適化に貢献することを目指す。
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