宝酒造がノンアル再参入「辛口ゼロボール」 焼酎から抽出の成分でキレのあるうまさ実現
食品新聞 / 2022年9月12日 13時28分
ノンアルでも、大衆酒場のあのうまさを――。宝酒造では、ノンアルコールチューハイ「タカラ 辛口ゼロボール」を10月4日から発売する。
元祖辛口チューハイ「タカラ 焼酎ハイボール」の特徴であるキレのある味わいと飲み応えをノンアルコールで実現した。同社としては、86年発売のビアテイスト飲料「タカラ バービカン」(07年に販売権譲渡)以来となるノンアルコール飲料への再参入だ。
「飲酒スタイルの多様化、健康意識を背景に、あえてノンアルを飲む人が増えている。当社の調査においても、アルコールが苦手だからではなく、健康に気を使って飲んでいる人が多いことが分かった。ただ、ノンアルユーザーは既存品の味わいに不満があり、辛口、キレ感、お酒感が求められている」(6日の発表会で山内徹常務執行役員)。
「焼酎ハイボール」のユーザーからも、辛口のノンアルチューハイ発売を求める声が寄せられていたという。同品のファンはノンアル飲料の併飲率が高いことからも、大きなチャンスがあるとみて開発に着手。1年半を経て完成にこぎつけた。
「タカラ 辛口ゼロボール」(宝酒造)「焼酎ハイボール」の味わいを支える焼酎のおいしさが、ここでも生かされている。
「宝焼酎」から、アルコールを含まない旨味成分だけを独自技術で抽出。さらに「焼酎ハイボール」に使われている独自エキスにはアルコールが含まれているため、ノンアルコールの新たなエキスを開発した。カロリー、糖質、甘味料、プリン体いずれもゼロ。もちろんALC.0.00%だ。
「今までにない、食事に合う辛口ノンアルチューハイ。ノンアルにも辛口の味わいを求める『焼酎ハイボール』を中心とした辛口チューハイユーザーをターゲットに、下町の大衆酒場で愛される辛口の味わいをノンアルでも実現した」(商品第一部ソフトアルコール課長・小澤真一氏)と自信を語る。
「タカラ 辛口ゼロボール」は350㎖缶、参考小売価格131円(税別)。約200万人の「焼酎ハイボール」ユーザーに向けてSNSや検索サイトなどで集中的にデジタル広告を配信するほか、約20万人を対象にサンプリングも実施。3月末までに20万ケースの販売を目指す。
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