コメ消費回復へチャンス
食品新聞 / 2022年10月7日 12時33分
近年、個食のレトルトおかゆや雑炊が注目を浴びている。かつては体調不良時の食事や受験生の夜食利用が中心で、市場は細々と安定していた感があった。それがこの2~3年は二ケタ前後の成長率で上昇し、新規参入も増えてきている。
▼防災食としての備蓄品や、健康維持・ダイエット食として定着してきた。コロナ拡大以降は、ワクチン接種や自宅療養に備えて購入が広がり、個人に限らず、自治体が自宅療養者家族に送る支援物資に採用するケースが増加。小売店では棚を拡充する動きも出てきている。
▼メーカー側もこれを機に、幅広い世代への訴求を強めている。味の素では28年ぶりにロングセラーブランド「味の素KKおかゆ」のテレビCMを投入。雑炊分野でトップブランドのシマヤでは、老若男女に人気のカレー味を採用して若年層への浸透を図る。雑穀を使って健康感を付与したものや、洋風に味付けしたものなどバリエーション商品も増えつつある。
▼小麦粉の高騰でパンや麺類が値上げするなか、価格が安定したコメが消費回復できるまたとない機会だ。若者を中心にコメを食べる習慣を拡大・定着させ、コメ離れ防止につながって欲しいと願う。
コメ消費回復へチャンスは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。この記事に関連するニュース
-
1年半で-60㎏やせ!女芸人がダイエットを成功させた「運命のやせ飯」とは
女子SPA! / 2024年6月15日 15時46分
-
災害時の介護食品(嚥下調整食品)の備蓄の重要性について
共同通信PRワイヤー / 2024年6月6日 10時15分
-
米穀店こだわりポン菓子、北海道から世界へ 油、添加物使わず「子供に安全なお菓子を」
共同通信 / 2024年6月5日 7時4分
-
J-オイルミルズ 「おいしさデザイン」企業へ ソリューション提案を加速
食品新聞 / 2024年6月2日 23時42分
-
CCCマーケティング総研、2024年2月の「産業動向レポート」「産業天気予報」を発表
PR TIMES / 2024年6月1日 15時40分
ランキング
-
1上海の伊勢丹が営業終了、中国で日系百貨店の閉店相次ぐ…高島屋は売上高が減少傾向
読売新聞 / 2024年6月30日 20時56分
-
2ウイスキーが「おじさんのお酒」から激変したワケ 市場復活に導いたサントリーのハイボール秘話
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 8時20分
-
3意外な面倒さも? 財布いらずの「スマート支払い」、店側はどう思っているのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 8時10分
-
4「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
乗りものニュース / 2024年6月29日 16時42分
-
5毎回"完売"続出。築地銀だこの「ぜったいお得な回数券」は、PayPay併用でさらにお得!
東京バーゲンマニア / 2024年6月30日 9時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)