納入期限 1/2に早期統一を
食品新聞 / 2022年11月9日 12時59分
食品ロス削減や2024年問題の解決に向けて、商慣習見直しの機運が高まってきた。流通段階の食品ロス発生の一因である、1/3ルールの見直しでは納品期限を緩和した小売事業者数は10月末で243社。1年前に比べて57社増加した。
▼賞味期限の年月表示や日まとめ表示など、賞味期限表示の大括り化に取り組む企業数は268社で、昨年度から45社増加。賞味期限延長に取り組む事業者も179社と、業界全体で食品ロス削減に向けた取り組みは着実に進む。
▼だが物流の2024年問題が目前に迫る中で早期に克服すべき課題は多い。1/3ルールの見直しでは、納品期限を緩和した企業の売上高を合計すると食品小売全体の半数を超えた模様だが、バラつきがあるのも現状。あるメーカーでは小売業ごとに40もの納品期限ルールがあり、物流段階の負荷が生じる一因になっている。業界として「1/2ルール」への統一は待ったなしだ。
▼サプライチェーン全体の課題解決には、製配販三層の連携が不可欠。昨年にはメーカー・卸・食品小売団体によるフード・サステナビリティ・プロジェクト会議が発足した。食品ロス削減と持続可能な物流の構築に向けて、より一層の取り組み進展が期待されている。
納入期限 1/2に早期統一をは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。この記事に関連するニュース
-
新鮮なモノを余さず食卓へ「中央卸売市場直送 お野菜与一」 新規出店!
PR TIMES / 2024年6月25日 10時45分
-
「TOUGH GUMMY(タフグミ)」ブランド製品 2品の賞味期限を延長!
@Press / 2024年6月13日 13時0分
-
ネッスー、環境省の”食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業”に採択が決定
PR TIMES / 2024年6月4日 14時45分
-
物流2024年問題および環境負荷低減に向けた取り組み 貨物鉄道輸送を活用したモーダルシフトを推進~プライベートブランド「ファミマル 新潟県津南の天然水」で実施~
PR TIMES / 2024年6月3日 14時45分
-
食品ロス削減を目指すロスゼロが、MBS毎日放送と実証実験。オフィスのおやつ消費でCO2削減量を可視化。
PR TIMES / 2024年6月3日 11時45分
ランキング
-
1日経平均「再度の4万1000円突破」は十分に可能だ 「米国利下げ後ずれ」「中国減速」のリスクは?
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 9時30分
-
2マツダ、ヤマハ、ホンダ、スズキの「認証不正」どうなった? 調査結果を国交省が公表! マツダは同日にコメント発表
くるまのニュース / 2024年6月30日 22時10分
-
3毎回"完売"続出。築地銀だこの「ぜったいお得な回数券」は、PayPay併用でさらにお得!
東京バーゲンマニア / 2024年6月30日 9時3分
-
4あおぞら銀の総会が物語る「高配当」の減配リスク 崩れた「安定性向」、株主が次々と発した非難の声
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 8時20分
-
5上海の伊勢丹が営業終了、中国で日系百貨店の閉店相次ぐ…高島屋は売上高が減少傾向
読売新聞 / 2024年6月30日 20時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)