オートミールがコロナで急拡大 19年比12.8倍 「2022年、売れたものランキング」食品カテゴリーで1位 インテージ調べ
食品新聞 / 2022年12月10日 10時27分
マーケティングリサーチ会社のインテージは7日、「2022年、売れたものランキング」を発表し1-10月販売金額の前年同期比で最も高い伸びをみせたのが検査薬(277%)、次いでオートミール(156%)であることを明らかにした。
食品カテゴリーに絞り込むとオートミールが1位となる。
オートミールの販売金額は昨年11月にコーンフレークを抜き去り拡大を続けている。コロナ禍以前の19年1-10月との比較では12.8倍(1280%)となり「コロナ禍で最も売上げを伸ばした商品の1つ」(インテージ)と位置付けている。
急拡大の要因としては、コロナ太り対策や腸活などの需要を取り込み、女性を中心に愛用者が増加したことや使用方法の広がりを挙げる。
使用方法については「水を加えて加熱させ、お米のようにして食べる米化などで朝食だけでなく昼食や夕食でも食卓に並ぶなどしている」との見方を示す。
新規参入も伸長を押し上げた。
今年に入り、カルビーが参入し独自の製法でオートミールをおいしく焼きあげた「ベイクドオーツ フルーツ」と「ベイクドオーツ ナッツ&シード」を4月から全国で発売している。
永谷園も同社初となるオートミール専用商品「旅するSOUP MEAL」を発売した。
伊藤園はむぎ茶製造で培った焙煎技術でオーツ麦(ロールドオーツ)を焙煎して「焙煎オートミール」を開発。これを具材とともに販売してオートミールをお茶漬けのように食べる“むぎのある暮らし”を提案している。
なお「2022年、売れたものランキング」は、インテージが全国約6000店舗で収集している小売店販売データSRI +をもとに日用消費財の中で何がより売れたかを推定販売金額の伸びから振り返ったものとなる。
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