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南極の食事

食品新聞 / 2022年12月14日 10時24分

12月14日はノルウェーの冒険家が南極点に到達した日で、それを記念し「南極の日」となっている。

▼現在、南極では日本の昭和基地があり、観測隊が1年毎に人員を交代しながら、観測に当たっている。第30次(88~90年)と38次(96年~98年)の観測隊で料理人として参加した西村淳氏は作家でもあり、当時の様子を「面白南極料理人」(新潮社)などで紹介している。

▼観測隊の食事は冷凍食品が中心。1年分、飲料も合わせて1人当たり約1tを1回の運搬で運ぶ必要があり、南極ではゴミが捨てられないので、下処理がしてある冷凍野菜は重宝したそうだ。一方、西村氏は冷凍野菜などの簡便さに加えて、食材のおいしさについても高く評価している。

▼今ではスーパーでは冷凍コーナーが充実し、パンやスイーツもある。おいしさについての評価もどんどん高まっているうえ、電子レンジ調理の冷やし中華や、ごはんとおかずが一度に温められるワンプレートなど面白い進化も。今後もおいしさと便利さの追求は続いていく冷凍食品、ますます目が離せない。

南極の食事は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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