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個食向け冷凍食品 今期230億円見込む 社会環境変化で需要拡大 ニチレイフーズ

食品新聞 / 2022年12月16日 10時42分

ニチレイフーズは6日、2022年春の家庭用新商品「冷やし中華」をはじめとした「パーソナルユース商品」の上期売上高が100億円を突破したと発表した。下期は11月に業務用向けの新商品「三代目たいめいけん茂出木浩司シェフ監修『大人の洋食ランチ』」2品、来年1月1日に家庭用の新商品「カレーうどん」を投入。全業態(家庭用・業務用・通販)をあわせた今期売上高は230億円を見込む。

同社は、食の外部化の進展や業務用における慢性的な人手不足など、社会環境の変化を背景に業態の垣根を越えて拡大する個食の需要を「パーソナル需要」と定義。今春に山形工場に40億円を投じて専用ラインを新設するなどラインアップを拡充してきた。

家庭用は今年半期で200万食を販売した「冷やし中華」に続き、22年秋に個食麺の第2弾「極太つけ麺」を追加。1月1日発売の「カレーうどん」は、電子レンジのみの簡便調理でもちもちの自家製麺とコク旨&スパイシーな特製カレースープが楽しめる。また、おかずメニューの「極上ハンバーグ」(22年9月発売)やトップシール商品、ワンハンドで食べられる「今川焼」なども「パーソナルユース商品」として訴求していく。

業務用「チキンステーキ」(大人の洋食ランチ)

一方、業務用は3つのロス(タイムロス・廃棄ロス・チャンスロス)を解決できるとする。11月から福祉給食業態向けに老舗洋食店の店主が監修した「三代目たいめいけん茂出木浩司シェフ監修『大人の洋食ランチ』」として「チーズインハンバーグ・デミグラスソース」「チキンステーキ・オニオンソース」を発売。「ハレの日」メニューの需要を見込む。おいしさはそのままで減塩仕様とした。ワントレータイプでスチームコンベクションとレンジの両方で調理できることもポイント。来春は他業態への導入を見据えたラインアップの拡充を予定。

25年3月期には「パーソナルユース商品」で年間売上高300億円を目指す。

個食向け冷凍食品 今期230億円見込む 社会環境変化で需要拡大 ニチレイフーズは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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