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米久 得意の業務用生かしコンシューマー品拡充 市場創造へ新提案も

食品新聞 / 2023年2月6日 11時24分

スーパーの精肉部門向け商材など業務用アイテムで強みを発揮する米久では今春、得意分野を生かしてコンシューマー向け商品を拡充。トレンド商品に新たな切り口を加え、新市場創造にもチャレンジする。

同社は拡大する精肉売場のフリーザー向けに、-15℃帯のコンシューマー製品としてオムレツ、チヂミ、とんかつの3品を発売。-18℃の冷凍食品とは差別化し、朝食、おつまみ、おかずまで食シーンをイメージした商品を揃える。製造は国内協力工場。

また精肉フリーザーのほか、チルドの精肉売場や惣菜売場など異なる温度帯でフレキシブルに販売可能な「横浜大飯店」監修の小籠包など点心2品も登場した。こちらは中華に特化した米久デリカフーズの工場(静岡県)で製造する。

このほか惣菜売場向けに展開してきた業務用スペアリブを家庭用に新発売。業務用商品でも、トレー入りにしてSMバックヤードでの小分け作業を不要とした焼豚やスライスベーコンをラインアップした。

「お料理ランチョンミート」(米久)

また精肉フリーザー向けの肉惣菜や油調品など業務用コンシューマー商品も全面リニューアル。-18℃を売場で担保できない企業が多いことから-15℃帯に刷新した。

「新市場の創造」を目指す商品にも注力。その一つ、ハム・ソー売場向けの「お料理ランチョンミート」は四角い形状が特徴のスライスボロニアソーセージ。おにぎり具材や炒め物、ソテーなど幅広く利用可能だ。

グロサリー市場で伸長が著しい「SPAM」はコンビニのおにぎりなどでメニューの認知度が向上していることから、その代替需要を精肉部門に引き込む狙いだ。

米久 得意の業務用生かしコンシューマー品拡充 市場創造へ新提案もは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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