「海苔の日」に思う
食品新聞 / 2023年2月6日 18時15分
2月6日の「海苔の日」は、全国海苔貝類漁業協同組合連合会によって制定された。701年の大宝律令では年貢で納める海産物の一つとして海苔が指定された。翌702年1月1日を新暦に換算した2月6日が由来とされる。
▼海苔は貴重な縁起物とされていたことから、相手に感謝を表す贈答品として用いられるようになった。疲労回復や滋養強壮、現代病である生活習慣病への予防強化も期待されるなど、薬としても重用される万能食材でもある。
▼海苔業界では海苔をさらに広く知ってもらえるようにと「海苔の日」を含む1週間を「海苔ウイーク」とし、毎年海苔に関するイベントを開催している。海苔の主な生産地は、九州の有明海、中四国の瀬戸内海、東海の伊勢湾や宮城の仙台湾など全国各地にわたるが、今年は生産量の半分を占める有明が大不作に直面している。
▼農水産物は、その年の天候や環境によって収穫量は左右される。海苔は私たち日本人にとって古くから大変馴染みの深い食材であるだけに、食卓への影響も懸念されるが、厳しい時こそ、その価値をしっかりと伝えていく必要がある。
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