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昆虫食バッシングに辟易

食品新聞 / 2023年3月6日 17時18分

“食用コオロギを使った食品が増えてきており、それに多額の補助金が使用されていることで「食べたくない」「もっとほかに補助すべきことがある」と炎上するような事態になっている。

▼愛知県の製パンメーカーではSDGsの観点から20年からコオロギパウダーを使った商品を限定で販売。通常の商品でも不買運動のような動きが出てきており辟易している。通常の商品とは製造ラインやスタッフはおろか、製造工場の建屋も異なり、混入などあるわけがないのに。

▼世界の人口は約79億人に上り、50年後には100億人を超えると予測され、最初に足りなくなる食料が肉といわれている。そこで、たんぱく源として牛に比べてエサや水が少なくて済む昆虫が注目された。

▼未来の食料難を見据え、選択肢の一つとして試験的に進めている取り組み。個人の趣味嗜好はあるし、食べたくないという声も分かる。ただ、自給率が低いまま生産者が減っているのは事実。食品メーカーだからこそ未来の食料の枯渇に強い危機感を抱いているだけで、安易な批判はさけるべきだ。”

昆虫食バッシングに辟易は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。

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