トラックドライバー時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」 ローソンは「品質改善」で1日3便を2便に 竹増社長が語る
食品新聞 / 2023年4月19日 8時37分
ローソンの竹増貞信社長は13日の決算発表会で、チルド商品と定温商品の店舗への配送を現在主流の1日3便から年内に全店で1日2便に切り替える決定について「品質改善が大きく進んだため」と語った。
これまで便数を減らせなかった最大の要因に短い賞味・消費期限を挙げ「温度管理や品質管理がサプライチェーンの中で非常に進んだことで、2便配送でも品質を担保できるようになった」という。
同社は3月、トラックドライバー時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」への対応やCO2排出量削減などを目的に、チルド商品と定温商品の店舗配送回数を全店で1日2回配送へと切り替える方針を明らかにした。
これによりコスト削減も見込む。
ローソンが2024年4月から適用される労働基準法及び改善基準告示を遵守するためには、配送⾞や配送ドライバーを増やしていくことが求められ、仮に3回配送を継続した場合、年間約20億円のコスト上昇が⾒込まれる。
店舗オペレーションにも好影響を与えそうだ。
2回配送の実証実験では、品出し回数が減ることで店頭での負担が軽減されるとする声や、1回あたり納品数が多くなる分、棚の見栄えもよくなり顧客満足にもつがるとの声もが寄せられたという。
この記事に関連するニュース
-
息子が運送業界に就職したのですが、「物流の2024年問題」を気にしています。労働環境は整備されるのでしょうか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月3日 4時40分
-
物流2024年問題の解決には業界再編が不可欠/日沖 博道
INSIGHT NOW! / 2024年6月19日 7時7分
-
ドライバーの稼働時間を、即可視化!Hacobu、動態管理サービスで「改善基準告示」対応サポート機能をリリース
PR TIMES / 2024年6月18日 15時15分
-
競合企業と共同配送も 物流の効率化模索 トラック運転手の残業上限規制対応、北海道
共同通信 / 2024年6月12日 7時2分
-
物流“2024年問題”対策!? 高速道の大型トラック最高速「90キロ」に引き上げへ 「80キロ規制」撤廃で何が変わるのか
くるまのニュース / 2024年6月6日 20時10分
ランキング
-
1妻に先立たれた65歳、年金約17万円・おひとり様シニアを襲う<老後破産へのカウントダウン>
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 9時0分
-
2子供いない夫婦「相続で失敗しない」1つの方法 家庭裁判所で「調停」が必要になるケースもある
東洋経済オンライン / 2024年7月4日 8時20分
-
3NHKが34年ぶりの「赤字」でも止まらない肥大化 総資産の6割超を現預金と有価証券が占めている
東洋経済オンライン / 2024年7月4日 8時0分
-
4今度はなんのコラボ? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」のヒント画像公開...期待高まる
J-CASTニュース / 2024年7月4日 16時49分
-
5海上の空港になぜ“山”がある? 実は世界初案件「長崎空港」がやたらデコボコしているワケ
乗りものニュース / 2024年7月4日 7時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください