旭食品 前期は増収増益で着地 竹内社長「物流費をコントロール」
食品新聞 / 2023年5月16日 11時35分
旭食品の竹内孝久社長は5月11日、大阪市で開かれた近畿旭友会の席上、速報値として23年3月期の概況を報告した。
グループの売上高は前年比105.6%の5千397億円(収益認識基準適用前)、経常利益は157%の45億円で増収増益。過去最高の売上、利益となった。価格改定などにより売上総利益率が0.2ポイント向上し9.8%、販管費比率が0.1ポイント低い9.8%に改善。業務用卸などグループ会社の売上高が181%、経常利益も265%と回復した。単体の売上も105%と伸長。
竹内社長は「以前は売上が伸びてもそれ以上に物流費が増えるという収益構造だったが、この1年は売上が平準化され物流費をコントロールすることができた」と説明。各エリアやグループの状況について次の通り述べた。
◇ ◇
関東エリアは業務用や冷食という強みを前面に打ち出し、帳合を取りに行くことができた。中四国も黒字化し、関東と中四国の経常利益率は1%を達成している。近畿は0.7%だが、1%が出せるよう得意先構造を的確に捉え、チャネルの多様化に対応することが大事。
アフターコロナという中で、今年度は外食や海外事業が回復していくと考える。中食はデリカサラダボーイなど生産事業の回復が課題となる。昨年、イズミックと共同出資し酒類の東京イズミックを設立した。新しい市場の開拓を目指す。また、寿司ネタを扱うグループの大倉は北海道と沖縄に事業所を設立し、全国へ展開している。新たな柱にしたい。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1今度はなんのコラボ? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」のヒント画像公開...期待高まる
J-CASTニュース / 2024年7月4日 16時49分
-
2妻に先立たれた65歳、年金約17万円・おひとり様シニアを襲う<老後破産へのカウントダウン>
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 9時0分
-
3宝くじで「10億円」当選! でも実際に“手では持てない”って本当?「1000万円」なら片手で持てる? 元銀行員の筆者の経験もあわせ解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月4日 4時40分
-
4「衝撃でした」従業員も驚き「川崎重工業」の裏金問題 海自隊員らに飲食費など提供か 共同作業で懇親会も 規模は十数億円の可能性
MBSニュース / 2024年7月4日 11時45分
-
5「NHK受信料がいらない」チューナーレステレビ 山善があえて“アフターサービス”に注力するワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月3日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください