カマンベールが血管健康に寄与 明治と京都女子大が共同研究
食品新聞 / 2023年6月7日 10時57分
明治と京都女子大学家政学部食物栄養学科栄養学第2研究室(松尾道憲教授)は、カマンベールチーズに含まれる脂肪酸がコレステロール輸送体であるABCトランスポータータンパク質を活性化し、細胞中のコレステロールの排出を促進することを確認した。5月14日、第77回日本栄養・食糧学会大会で発表した。これにより、カマンベールチーズに含まれる脂肪酸が血管の健康に寄与する可能性が示唆された。
研究概要は次の通り。
①カマンベールチーズに含まれる脂肪酸をマクロファージ様細胞に加えた結果、ABC トランスポータータンパク質を活性化し、細胞中のコレステロールの排出を促進することを確認した。
②カマンベールチーズに含まれる脂肪酸が、免疫機能の制御に重要なマクロファージ様細胞の炎症状態を改善することを確認した。
コレステロールは、胆汁酸合成の材料や細胞構成成分となる重要な成分である一方、マクロファージをはじめとする末梢細胞に過剰に蓄積されると、プラークの形成につながり、心筋梗塞や脳血管性認知症の原因となる動脈硬化が進行するリスクが高まる。
同社はこれまでカビ熟成チーズ特有の健康機能研究で、カマンベールチーズの摂取が血中BDNF濃度(脳由来神経栄養因子)を上昇させることを明らかにしていた。
この記事に関連するニュース
-
人生100年時代に知っておきたい!医師も認める、健康寿命を延ばすTips6つ
PR TIMES / 2024年7月4日 13時45分
-
人生100年時代に知っておきたい! 医師も認める、健康寿命を延ばすTips6つ
共同通信PRワイヤー / 2024年7月4日 10時0分
-
人生100年時代に知っておきたい!医師も認める、健康寿命を延ばすTips6つ
Digital PR Platform / 2024年7月4日 10時0分
-
カマンベールチーズに含まれる成分「オレイン酸アミド」の継続的摂取が認知機能の維持や、睡眠の改善に寄与
共同通信PRワイヤー / 2024年6月20日 14時0分
-
ウェルナー症候群に多い動脈硬化の発症メカニズムが明らかに~創薬開発への手がかりとなる動脈硬化研究の新たなプラットフォーム~
PR TIMES / 2024年6月11日 11時15分
ランキング
-
1妻に先立たれた65歳、年金約17万円・おひとり様シニアを襲う<老後破産へのカウントダウン>
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 9時0分
-
2今度はなんのコラボ? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」のヒント画像公開...期待高まる
J-CASTニュース / 2024年7月4日 16時49分
-
3勢いづく出社回帰 テレワークは消えゆく運命なのか?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月5日 6時35分
-
4日本に豊田章男氏がいたのは幸運だった…「EV化の真実」を主張し続けた豊田氏が筆者に明かした「真意」
プレジデントオンライン / 2024年7月5日 8時15分
-
5宝くじで「10億円」当選! でも実際に“手では持てない”って本当?「1000万円」なら片手で持てる? 元銀行員の筆者の経験もあわせ解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月4日 4時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)